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TASK FORTH 8492

地球を守るためにEDFは熱を上げて小説を書く!

でも、空軍は閣下の指揮でもハニィと呼ばれても大人のお姉さんに癒されても五回目で負ける…


6月4日 15:00 海岸



多足歩行戦車、巨獣ソラスと言う驚異を見事に払ったEDFだが、これは日本だけの出来事。

各地は甚大な被害を受けて徐々に疲弊している。


そんな中、インベーダーはまたしても蟻型の巨大生物を投入して来た。


だが、今回に至っては少し違っていた。




EDFは巨大生物が大陸目掛けて侵攻していると情報を得た。

この迎撃によりこの二人が出撃する事になった。


「帰ったらクレープ奢るぜ?」

「真二、それ死亡フラグだぞ?」

「結城、死亡フラグ言っても死なない事だってあるぞ?」


巨大生物迎撃には真二と和也が着く事になった。


「俺達の目的は巨大生物上陸の阻止。でも、二人でどうにかなるのか?」


和也は作戦内容を思い返しながら二人だけの出撃に疑問を抱いていた。


「そんなもんただ爆撃すれば良いだけだろう?」


真二は自信有り勝ちな態度を執っている。


「おっ、早速レーダーに…って、あれ?」


和也がレーダーを見ると赤い反応、巨大生物の群れが接近しているのを察知した。しかし、レーダーを見た結城は不思議に思っていた。

実際彼等が目に焼き付けているのは海の方。だが、海の方に赤い反応はしておらず、巨大生物を目視する事すらない。

なら、何故反応があるんだ?


「良く見れば背後に反応があるんじゃない?」


確かにレーダーには背後の方に反応があり、二人は同時に背後に顔を向ける。







「「巨大生物キタァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」」


二人は絶叫した。巨大生物は勢いよく二人目掛けて迫って来ていた。


「何なんだあの赤色の蟻は!」

「しかも何であいつ等陸から攻撃仕掛けてんの!?これもう上陸されてんじゃん!」


二人は巨大生物の出現に浮足立っていた。

敵は蟻型の巨大生物だった。しかし、巨大生物と言っても少し違っていた。甲殻の色が黒色ではなく赤色だった。


『目の前は敵…背後は海…背水の陣か?』


司令官は何やら上手い事を無線で発言した。


「とにかく迎撃するぞ!真二!お前の武器は何だ!?」

「開発部から貰い受けたスプラッシュグレネードの試作品だ!」

「俺は火炎放射器F1で赤いのを赤いのでやっつけてやる!」


二人は武器を構えて赤色甲殻虫を迎撃した。


和也は火炎放射器F1の引き金を引いた。放射砲からは凄まじい(?)炎が噴き上げられていた。

火炎放射器F1は巨大生物の群れを焼き払う為に作られた殲滅兵器。噴き上げられた炎は迫り来る巨大生物に襲いかかる。

しかし、赤い甲殻を備えた巨大生物は呻き声を上げるだけで死ぬ事はなかった。


今度は真二がスプラッシュグレネード試作の引き金を上に向けて引いた。


「真二!お前何処に撃ってるんだ!?」


和也の質問を聞いても無視した真二はスプラッシュグレネード試作を装填する。

装填している間、放たれた20個ほどの爆弾は弾力性が強すぎているのか色んな場所を飛び跳ねていた。


真二と和也は共に装填が終わり結城は巨大生物に向けて、真二は上に向けて引き金を引いた。

真二が放った第二の無数の爆弾は先ほどの爆弾と同様飛び跳ねて、最初に放った爆弾が巨大生物の群れの至る所で爆発を起こした。中には飛び跳ねている間の爆弾が空中で炸裂した。


「おいおい!何だ今の!?」

「結城!危ないから伏せてろよ!」


第二の爆弾はまたしても炸裂して、空中で爆発するものもあった。


見た限り多大なダメージを与えてる様に見えてるが、巨大生物はただ吹き飛んだだけで地面に着地した後は直ぐに態勢を整えた。


「聞いてない!?どういう事だよ!?」

「とにかく引き金引き続けるぞ!攻撃が聞かない奴は精々機械だ!撃ち続けるぞ!」


引き金を引いて装填を繰り返して、やっと五体倒せる所だった。





何度かその戦法を繰り返している内に赤色甲殻虫の群れは亡骸となってそこら辺に横たわっていた。


「これさ…情報間違ってるだろ!」

「普通情報って言うのはちゃんと確認して整理して完璧なものを情報って言うんじゃないのか!?」


和也は今回の状況に愚痴りだしている。

それは赤色甲殻虫を水際で迎え撃つ筈が、既に上陸されていると言う情報の誤差に怒りを覚えているが、戦争中は情報の誤りが発覚する事もある。和也はただそれを知らないだけであった。


『大変よ!巨大生物が迫って来てるわ!』


オペレーターは現状況を真二たちに通達した。


「また陸の方からだぞ!?」


第二波もまたしても陸。二人は先ほどと同じやり方で迎撃し、さらに第三波に対しても同じやり方で殲滅した。





「はぁ…はぁ…これで全部殲滅できたか?」


真二は息を上げて周りを見渡した。そこには多くの巨大生物の死骸が散らばっていた。


「結城…大丈夫か…?」


そこで真二は和也の様子が可笑しい事に気付いた。


「アハハ…モウチョットヤキツクシタカッタ…ナァ…」


和也の眼つきは虚ろな状態に陥っていた。


「結城…どうした?」

「フフフ…ココニマダ…キョダイセイブツガ…」

「結城!俺は巨大生物じゃない!一体どうした!?」


真二は気付いていない。彼が虚ろな眼つきをしているのは…、






「ニゲルナ…アリ…」


彼がトリガーハッピーである証拠なのだ。

和也は握っている火炎放射器F1の引き金を引いて全方位に振り回し始めた。


「うわぁ…何するんだ結城!?」

「スバシッコイ…アリサン…ダナァ~…」


和也はいきなり真二に飛び込んで火炎を放った。


「ひぃ…包帯が…」





15:40 本部



「ガンナー1-2とガンナー1-3が戦闘不能になったぞ!?」

「一体何があったの…?」


暴走した和也は火炎放射器F1で真二を攻撃して、その火炎が真二の包帯に燃え移って中に備えられていた手榴弾とかんしゃく玉に引火。誘爆を起こして二人はそのまま爆発に巻き込まれたのだ。


『こちらシャドー3。これよりガンナー1-2とガンナー1-3の回収に向かいます。』

「ちょっと待て。赤色甲殻虫の死骸一匹も連れ帰ってくれ。輸送ヘリをそっちに差し向けるから頼む。」


こうして真二と結城、偵察隊はレッドカルマ隊により回収され、赤色甲殻虫の死骸はヘリ二機によってぶら下げて運ばれる事になった。




to be countinued



次回 廃都