イタリア事件簿最終エピソードです❗️
バチカン美術館を一通り見終えた後、
一息つこうと出口近くのカフェに入りました。
コーヒーを買いに行こうとバッグから財布を取り出そうとしたら
ナイ!
財布がナイ!!![]()
何度もバッグの中を探すけれど財布はどこにも見当たらない!
すられた!!!!
実はバッグを開けようとしたときファスナーが開いていたので
あれっと思っていたんですよね。
慌てて係の人に財布がない旨を伝えると、
エレベーターで違うフロアーに連れて行かれました。
そこの職員に、あらためて財布がなくなっていたことを伝えると
どこかにおもむろに電話を掛け、その先の人と話せという。
すると受話器の向こうの人は、財布がどんなデザインか
何が入っていたかを事細かに聞いてきます。
今にして思えば、まあよく口頭だけで説明できたなと思います。
人間、その気になればできるもんだ!
イタリアで、またもや深まる自信(笑)
前に深まったエピソードはコチラ
しばし待つように言われて待っていると
後方から男性が二人やってきました。
一人はとても仕立てのよいスーツを着たおじさま。
もう一人は制服姿が見目麗しいバチカンポリース!
「◯◯◯◯◯?」とおじさまが私の名前を呼びます。
あらためて財布の特徴を問われ、説明すると
ずっと後ろで手を組んでいたおじさまが
その手をほどきました。
そして右手を前にそっと差し出してきたと思ったら、
なんとその手には、私の財布が❗️
半ば諦めていたので、びっくり!
中を確かめてみると、クレジットカードも現金も無事!
「ミラーコロ!!(奇跡だ!MIRACOLO)」
おじさまはじめ、そこに居合わせたイタリア人に祝福されました(笑)
ここからはイタリア人の仮説です。
おそらく財布はすられたのだろう。
でもとり損ねて落ちてしまった。
通路は混んでて芋洗い状態。
そんな中、スリはわざわざ身をかがめて財布を拾うことはしない。
その落ちた財布を親切な観光客が拾ってくれたんだよと。
その財布が落ちていた場所を聞いて、さにあらんと思いました。
そこはミケランジェロの絵画が展示された部屋の手前にある階段の踊り場でした。
いつもバッグはファスナーを閉めたあと、開けられないようにファスナーの先ごと手でつかんでいるのですが、
この階段にいた時、私は手を離していたんです。
混んでいてしばし待たされている間
私はガイドブックをでーんと広げてミケランジェロの絵の見どころを
友達に読み聞かせていたのでした。
肩からたすき掛けにしていたバッグは
お腹の前にくるようにしていたけれど、
結局その間は両手は本を持っていたから
バッグはフリー状態。
しかも広げたガイド本の下にある形になったから、完全に死角!
きっと、その時にファスナーを開けられて、財布を抜き取られてたんですね。
一瞬のスキをつかれた!
美術館は要注意!
スリは入場料を払って「出勤」してるらしいですからね。
確かに、みな上を見るから手元の警戒がどうしてもゆるくなりがち。
スリには格好の稼ぎスポットなんでしょうね。
まさかスリにあった財布が無事に戻ってくるなんて❗️本当に奇跡!!
それにしても。
財布を渡すまでのおじさまの心憎い演出と言ったら。
ふつう手の後ろに隠して、ハイって渡さないですよね。
しかも一瞬、タメがあったし(笑)
なんてベタにキザな渡し方なんざましょ![]()
バチカンの奇跡で、ひとまずイタリア事件簿は終了です!
いずれ、またつづく⁉︎(笑)






