私が知る限り、ブルネイのおうちには、
たいていノラ猫が住んでいる。(家の中ではなく、庭に住んでいる。)
もちろんちゃんと飼っているおうちもあって、
お義父さんのおうちでは、常に子猫がいるくらい
猫をたくさん飼っている。
イスラムの人は犬がだめなので、ねこ派なのでしょう。
そしてここのお家にも、のらネコが2匹住んでいます。
けして飼っているわけではありません。
でも残飯をあげたりしているので、
そのうちの一匹(メス)は、
私たちがゴハンを食べていると、
私にもちょうだいよ~、と
にゃーにゃーうるさいのです。
私は猫が大好きだと思っていたのですが、
このネコはどうもふてぶてしずぎて、あまりかわいいと思えないのです。
私がここに来たばかりの頃、この猫には三匹の子猫がいて、
とても可愛かったのです。
慣れない異国の地にて、私の癒しでした。
でもある朝突然3匹の姿が見えなくなり、
夜中のうちにノラ犬に食べられちゃったとか。
ブルネイのノラ犬は、盲導犬並みの大きさをしていて、
その上すごい荒々しい。ほんとノラ犬って感じで、結構怖いです。
話もどって、その猫は、私にすごくなつき、私を見ると飛んできます。
(なぜなら私がいつも残飯あげる係りなので。)
でもいつも残飯があるわけじゃないし、私の道をふさいで
つまずきそうになるので、困っています。
一回ネコの足踏んじゃって、すごい勢いで噛まれて、
おまえがとびだしたんじゃ~、と腹がたったこともありました。
こうして写真を撮ってみると、可愛いような気がするのですが、
けっこう汚くて、
お義姉ちゃんは、
”うわあ、何この醜いネコ!”と嫌がります。
青い瞳の、寄り目のねこ。
私はにゃーにゃ、と呼び、旦那はミミーと呼び、お義母さんは、ただキャット、といいます。
要するに、飼っているわけではないのですが、
とりあえず会わない日は有りません。
お義母さんはこのネコが本当に嫌いで、(でも残飯は残しておいてくれるんだけど。)
このネコが家に入ってくると、速攻締め出すのですが、(それでもねこはめげずにしょっちゅう入ってくる。)
私は、この前読んだ本に、
”どんな生き物も前世では自分の母親だったかもしれないから、大事にしないとね。”
という言葉が心に残って、
あんまりむげにはできません。
もう一匹は、オレンジのトラ猫(オス)で、
こっちは人間にけしてなびきません。
私と目が合うと、後ずさり、おびえて逃げていきます。
どちらの猫も、強く生きていってね、と思います。
