私の大好きな父は先週無事に退院して、自分も一安心した。
しかし、その二日後に父は帰らぬ人となった

退院した後、私は父とまだ電話で話した

早く治ってね、もうすぐ帰るから

父はまだはっきり話せなかったが、わたしに「いつ?」といっていました

3月だよ。3月に一回帰るよ

3月か。。と父が言っていた

はっきり聞こえなかったが、父は私に色々ごめんねと言っていた

私は謝らなくていいから、早く治って、もうすぐ会えるから

・・・

まさかその会話が最後となるとは夢にも思えなかった

しょうがない、、これは神様からの運命だと自分も分かっている

でもやっぱり辛い

6年間ずっと離れた父と、やっと一緒にそばにいられると思ったのに・・

父が病気してすぐ駆けつければよかった・・

お父さんは大丈夫、治るから、帰らなくていい

その言葉を信じなきゃ、よかった・・

・・・・・・・・・・・・・・

これが運命なのは分かっている

でもやっぱり辛い・・

涙が止まらない・・

悔しい・・

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でも、

お父さんは遠くにいってしまわれたのではないよ。
みんなの心の中に入ってみんなと一緒におられるようになったの。
今までよりずっと貴女の近くに来ておられる

と励ましのことばを頂きました

ひとはつらい思いをした分、ひとに優しくなれます

この涙は、あなたが成長するための涙でもあります。

少なくても、あなたは、愛する人を喪った心の痛みを知りました。
その悲しみと痛みと。同じように他人が悲しむことがあったとき、あなたは、その人の立場に立つことができるはずです

悲しみや苦しみという壁があるから、ひとは成長するのです。
もし、一生幸せなら、ひとは何も考えず、甘えん坊の子供のまま大きくなってしまうはずです。
人は生きている限り悲しんだり苦しんだりします。

もし、その人が悲しんだり苦しんだりしなくなったら、その人の人間としての成長は止まってしまっているということです。
悲しみや苦しみを通過する中で、ひととしての経験が積まれ、ひとに優しくなるための強さを身につけていくのです。

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父さん、

お疲れ様

6年間、最後の日まで一緒にいられなくてごめんね

病気。。辛かったね。。

そばにいたかったよ

。。。

父さん、

私は泣き虫で、よく泣くから、許してね

父さんが好きすぎて、ずっと思い出すもん

父さん、

今まで色々ごめんね

ゆっくり休んでね

父さん、

やっと私と一緒になれたね

どこにいてもずーと一緒だよ

父さん、

今まで色々ありがとう

私もっと強くなる

父さんみたいにもっと優しい人になる

これからも、その素敵な笑顔で私たちを見守ってね

父さん、

大好きだよ

これからもずっとずっと

その素敵な笑顔で私たちを見守ってね