衛星劇場で放送中の中国ドラマ『長想思【第一季】』(全39話)の29話まで視聴しました。





面白さがレベチ。


このまま7月8日から始まるらしい第二季も続けて見たい…

でもちゃんと日本語字幕で堪能したい…

でももう既に続きが気になりすぎて動画やら何やら漁りまくってるのに

日本に入ってくるまで待つなんて無理辛い苦しい…


と、割と本気で悶々としていますショボーン

ここ2週間くらいずっと。(ガチ)



人気ドラマ有名ドラマ故、もう敢えてあらすじ人物紹介なんかはすっ飛ばして

ここまで見た感想を雑に申し上げます。



私は今、张晚意に甚だ患っている。

(訳:私は誰が何と言おうと玱玹。)




ドラマが第二季で最終的に彼にどういう結末をもたらしたとしても、
私は玱玹の生き方を全肯定してあげたい!

玱玹の幼い頃から綿々と続いてきた想いや信念、

何より小夭への大きな愛を、全力で讃えたい!

よく頑張ったね!って言ってあげたい!

(なお、本日現在私はまだ第一季も見終わってない。笑)


願わくば、小夭がその想いに真正面から向き合ってくれることを祈るばかりだけれど…

(第二季の予告を見ては胸を抉られてる…)


と言って、最初から玱玹哥哥にこんな重たい気持ちを持って見ていたわけではなく、
むしろ「この人(张晚意)が男主なの?さすがにちょっと地味では?」
「え、檀健次が男主じゃないの?相柳、キャラもビジュも大勝利では?」
っていうのがひたすらの第一印象でした。

なんなら何故だか私の中では张晚意と邓为が姿形やキャリアに似たような印象があって、

何故わざわざこのどっちがどっちか分からない(超主観)ようなキャスティングにしたんだろう…

と疑問すら抱いていたのですけど、(散々ですみません。笑)

玱玹に张晚意を抜擢しようと思った人、天才だね?というのが今ココ上差し


ドラマ序盤はそこまで出番がなく、

しかも男に姿形を変えて生きていた玟小六(小夭)を

相柳の手先と思い込んでしつこく痛めつける展開だったので

こんな印象が悪い男主で大丈夫なんだろうかと思ったところから始まりましたが、

玱玹が玟小六を傷つければ傷つけるほど、

いつかその人が小夭だと分かったときの玱玹の後悔と呵責の大きさを思うと

もうそれだけでギューンてなるくらいには切なかった。

二人の幼少期の、文字通り寄り添って生きていた頃の映像がこれでもかというくらい効いていて、

それがあるからこそのその切なさでした。


それが頂点に達したのが、玟小六が小夭だと遂に分かった14話15話でした。

もうこんなに泣いたのいつぶりかというくらい号泣しました。

しかも軽く10回くらいは見たけど、気持ち良いくらい散々に泣きました。

今もその2回(と玱玹が小夭に助けられながら毒に打ち勝った回)は録画を消せなくて、

今でもたまに見返すくらいには杨紫と张晚意のお芝居のぶつかり合いが凄かった。

この手のドラマでこの温度感を見せられるとはという感じでした。


あかん、玱玹推しの気持ちが強すぎて日が暮れる。笑

でもまだ続けます。


玱玹は大きな愛のために小さな愛を失った、

と张晚意が何かのインタビューで言っていましたけど、

正にその通りで、自分が小夭を好きで小夭と幸せになりたいなんていうのは目先の小さな愛に過ぎず、

小夭が幸せに平穏に生きていける世界を何としても築くというより大きな愛の形が根本にあるんですよね。

だからこそ、もうほとんど表面化してしまいそうな小夭への恋心や

小夭が想いを寄せる男への嫉妬心、

小夭が異性に対する愛情を他の男に注ぐ姿を見た時の辛さ、

そしてそれを必死に抑えようとする姿に

うぅぅ(´;ω;`)ブワッってなる仕組みです。

私の脳内。


大体そういう時の玱玹が小夭に向き合う時は気持ちを切り替えるために一呼吸置くんだけど、

もはやそれすらも切なくて…

(重症でしょ、そうなんです)


とにかく、安易な結末にはしないであろうこのドラマの行く末を見守るのみです。

問題は、その結末を、いつ、どのような形で私が受け止めるかですわ!(そこに戻る)



他の主角ももちろん大事なのでね、さくっと。


女主の皓翎玖瑶(小夭)に杨紫。


正直これまで杨紫は苦手でした。
でも、今回は男装時代も含めて好感が持てています。
他の女優さんではなかなか務まらないだろうなぁと。
ともすると、一体誰が好きなのかはっきりせい!と思われかねない役でもあるけれど、
それがこのドラマの醍醐味でもありますし、
長い人生(とりわけ神族の皆様は長いようですし)色々あるよね、愛も色々よね、とも思うし、
このドラマを愛の一大叙事詩と形容するのも納得です。


その小夭と両想いになる九尾狐で青丘公子の涂山璟に邓为。



最初の頃はちゃんと私の心も揺れ動いてたんですよ、涂山璟にも。笑

叶十七の頃の健気さがいちばん可愛かったかな。

でも最近涂山璟は私が心配しなくてもそれなりに安泰そうだし、

玱玹の存在が盤石すぎてちょっともう私の心の余地はありません。

(お前の心の余地などどうでもよい)



そして、麗しの九頭蛇妖、辰荣軍軍師の相柳に檀健次。


ここはさすがに私も揺れ動く!
何回も言うようですけど、キャラもビジュも優勝してるのに
ましてやそれを檀健次がやってるんだからそんなの最強に決まってます。
すぐ首筋の血吸ってくるし、かと思えば弱った姿で母性をくすぐってくるし、
いやもうシンプルに美しいしかっけー。

孤独を知り、情義に篤く、

自己犠牲をも厭わない小夭への愛情表現にはそりゃギュンてなりますよ。

普段は身も凍るような孤高の超ドSキャラなのに。
でも。
今となっては玱玹の存在が盤石すぎてちょっともう私の心の余地はありません。

(お前の心の余地などどうでもよい再び)



最後、赤水氏少主の赤水丰隆に王弘毅。


まぁ、ここは癒しキャラというか何と言うか、箸休め的存在ということで。
思わず吹き出しちゃうシーンを提供してくれてます。

王弘毅は安定にイケメンですけどね。

この人に対する小夭の興味のなさが蚊帳の外感半端なくてそこは可哀想。笑



そう言えば、皓翎国で玱玹の師兄に当たる蓐收を
『孤城閉』の丁嘉文がやっていてビックリしました。

阿念と結ばれてくれないかなぁ。

そこくらいほっこりさせてくれぃ。