今回のブログ記事はFBに投稿した、Harper's BAZAAR の記事を読んで、さらに私自身の視点でも「大人の女性の知性とエレガンス」について考えてみました。





東京では40代50代の女性の膝上15センチのミニスカートをよく目にしますが、そんな女性たちは「知性とエレガンス」というところからはかけ離れてしまっていて痛々しさを感じてしまうのは私だけでしょうか?

ファッションは最近特にリラックスで、エフォートレスな感覚にシフトしています。
頭のてっぺんからつま先まで、力の入ったキメキメの装いは20代までが限界。 30代からは少しづつ肩の力を抜いて、余裕のあるお洒落を目指した方が、大人の余裕やエレガンスを感じます。

「おしゃれの最先端は若い子たちに譲って、私たちはおしゃれを頑張ってる子たちのファッションを見て、楽しませてもらいましょう!」という余裕がカッコよさになってくるんだと思います。


もう、きっちりしたタイトなスーツにピンヒールやポインテッドトゥじゃなくても、モリモリに盛り込んだレースやフリルの付いたブラウスを着なくても、自分が心地よく、人も不快に思わず、それどころか楽しんでくれるような装い方こそが今のトレンドといっても過言ではありません。


写真の アイリス・アブフェル は93歳。彼女の年齢になったら、彼女のこの装いに誰が眉をひそめるのかしら? 
若い女性たちはきっと大喜びすることと思います。そして、自分が93歳になったら、アイリスのような93歳になりたいと思うんじゃないかしら?

そして何より一番大事なのは、アイリスは自分に何が似合うかをよく知っているってこと。
若い頃にはきっとたくさんファッションの冒険をしたに違いないと思います。

若い頃はどんなにへんてこりんな格好をしても、若さで許されるのよね。

でも年を取ってからはそんなことは許されないし、そんな失敗はしたくない。
だからこそ若い頃にたくさん冒険して、失敗して、自分を知るのが大事だということ。





私の若い頃と違って、ファストファッションのお店がたくさんあって、いろんなファッションを試すことができる現代は、とってもチャレンジのしがいのある時代だと思うの。

さて続きは次回。