Madame, Monsieur bonjour!

こんにちは!

日本の伝統を今の日常に取り入れることを伝えたい

「る・むすび」の須田 志保美です.

 

6月10日から15日、名鉄百貨店一宮店に出展しておりました。

営業再開して日にちもあまり経っておらず少々不安な中での出展でしたが

たくさんのお客様とお話ができ、たくさんお買い上げもいただき有意義な時間を過ごさせていただきました。

 

久しぶりの出展、お客様が喜ぶのは何かな?新しい作品は何を作ろうかと考えましたが、

「やはりマスクは必要だよな〜!」

 

マスクはボランティアで作らせていただきましたがあまり深入りはしたくないというのが本音でした。

 

マスクなしで大丈夫なように早くなって欲しい。

マスクをしなければと煽るような行動になるのが何より嫌でした。

 

それに、マスクは一見、簡単に作れてしまいますのでみなさんが作られるので私はやめておこうと思ってましたが。。。

「マスクは作らないのですか?」との常連のお客様たちの要望で作っていたらすっかりはまってしまいまして、マスクの形の追求と生地使いの追求試行錯してしまったんです。

 

以前のブログに書きましたが、私は仕事の関係で武漢コロナウイルスの発症地中国の衛生状態と人々の衛生に対する意識がどんなにひどい所かを知っています。

また何かウイルスが発生したり漏れ出たりしたらあっという間に広がってしまう。

中国から人や物を通してまた入ってくるかもしれない。

日本政府は毎日中国人を入国させている状態ですのでマスクの着用などの対処は人混みではまだ必要なのです。

 

と言う訳で、夏を乗り切るマスクを作りました。

 

お客様と話しているとみなさんマスクに悩まされてみえます。

不織布のマスクより布マスクの方が暑くはない。

でも布マスクでも暑い日は大変。

接触冷感素材のマスクを試しても冷たさなんて感じない?

接触冷感生地のマスクは息苦しくてしていられない。

そんな声が聞かれました。

 

どの生地もマスク用に開発された訳ではありませんから作る人が責任を持つしかありません。

 

マスクを作っている会社や個人で販売されている方たちはどこまで実験や裏付けをしてみえるのかな?

私は以前の仕事の関係でかなり生地についての知識はあります。

接触冷感の生地も扱ったことがあります。

私は個人的に接触冷感って言うほどのものじゃないと思っています。

(天然素材が好きです)

でも、気になる素材があったのでその素材を使用した生地を取り寄せて試作してみました。

試作品を家の中でしてみて、始めはひんやりするけどやっぱりそんなに変わらない?

一度はやっぱり使うのやめようと思ったのです。

 

暑い日の外出時にいつものマスクと接触冷感素材のマスクを持って外を歩く時にしてみました。いつもは自転車か車で行く駅までの道のりをマスクで歩き、電車の中、建物の中でも検証。

すると条件が悪い(暑い中歩くなど)方が接触冷感生地の方が楽。

決して冷たくはないけどマスクの中のムレが軽減されるような気がします。

 

夏のマスクということでデザインも夏仕様にして売り出しました。

えっ?て思うくらい売れました。

そして一度購入した方が気に入ったからもうひとつ欲しいと再度購入してくださったのです。

 

他に試した生地はひんやりはするけど長時間すると呼吸が苦しくてだめでした。

私が使用した生地はマスクに使用して効果が出ました。

しかし、個人でやっているので生地の手配がたいへんで、あとわずかしか作れないのが残念です。

 

もう一つ麻の素材を使った方もリピーターさんがみえるのでこちらを次回押して行こうかなと思っています。

 

そちらも「このマスク、よく考えられてますよね。」とおっしゃって追加を買いにきてくださいました。

 

今回は多くの方に喜んでいただけたようで作り手冥利に尽きる経験をさせていただき感謝でいっぱいの出展となりました。

毎日、忙しすぎてちゃんとした写真がないのが残念。

 

読んでくださってありがとうございます。

 

 

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名鉄百貨店一宮店3階

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