タイムラグ。
現実を変えようとしても、現実が変わるにはタイムラグがあるという話。
現実を変えるには、潜在意識を変えればいい。
潜在意識をネガティブなものからポジティブなものへと変えること。
潜在意識の状態が、現実になるのだから、ネガティブなままだとネガティブな現実になり、ポジティブに変わればポジティブな現実になる。
という非常にシンプルな原理である。
ただし、
潜在意識を変えるのには、時間がかかるのである。
何十年もネガティブな感情を溜め込んだ潜在意識を泥水がいっぱいになっているバケツに例えるとしましょう。
潜在意識はバケツである。受け皿だ。そこにネガティブという泥水がいっぱいに溜まっているのである。
このバケツの中身をキレイな水にすることが潜在意識を書き換えることである。
一見、簡単そうに思えるだろう。
バケツをひっくり返して、泥水を全て捨ててしまえば、すぐにキレイな水を入れることができると思えるからである。
しかしである。
潜在意識の書き換えの場合、それが出来ないのである。バケツをひっくり返すことは出来ない。
では、どうやって書き換えていくかというと、
一滴一滴、地道にキレイな水を垂らしていくしかないのである。
キレイな水を垂らし続ければ、いずれ泥水はバケツから溢れ出て、キレイな水だけになるのである。
そして、バケツの中身がキレイな水になったなら、そのキレイな状態が現実に現れてくるのである。
つまり、ポジティブな現実になるのである。
そして、ポジティブやネガティブの水となるのが、言葉です。私たちが普段、使っている言葉がポジティブであれ、ネガティブであれ、ポタポタと潜在意識というバケツの中に溜められていくのです。
それが、潜在意識の書き換えである。
だから、簡単になんて出来ない。一朝一夕で書き換えられるものではないのです。
手っ取り早くなんて出来ないのである。忍耐を必要とする地道な作業なのです。
誰もが、「願望を今すぐ叶えたい」と願う。もちろん、私もそうであった。しかし、今すぐは叶わない。なぜなら、バケツが泥水で溢れているからである。
ここに理想と現実のギャップが生まれる。このギャップを今すぐ埋めようとしても、バケツの中身がキレイにならない限り、埋まらないのである。
道のりが長いので、潜在意識を書き換えようと思っても、多くの人は途中で投げ出してしまうのである。
投げ出してしまえば、また泥水が溜まっていくだけ。昔に逆戻りしてしまうのです。
それではもったいない。
だから、理想と現実のギャップを埋めるには、タイムラグが発生することを知り、焦らず地道に忍耐強く続けていくこと。そうすれば、必ず潜在意識は書き換わり、現実が変わっていくのです。
今すぐと焦らず、じっくりコトコトと長い目で煮込んでいきましょう!!
“長い目で見ていますか?”
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も素敵な時間をお過ごしください。