宝塚にハマりたての頃、

加入したばかりのスカイステージでは

蘭寿さんのファントムが放送されていました。


劇団員のまぁ様が踊り出した瞬間、

なんて手足が長くてかっこいいんだろう……!

魅せられ、

ユキちゃんのメグの

「ファントム!」

というたった一声から溢れ出る

可憐さに魅せられました。


homeをはじめ、曲は魅力的なものばかりだし、

夢を掴もうとする健気な

クリスティーヌが好きだし、

父と息子の親子愛にも心揺さぶられる。

作品としては大好きだけど、

恋愛関係にモヤモヤを感じる。


クリスティーヌがエリックに対する感情は

顔の醜さの前に、

そもそも、師弟愛じゃないのか?

恋ではなくない??


エリックのクリスティーヌ誘拐監禁も

独りよがりじゃない??


フィリップは女たらしっぽいけど、

本当にクリスティーヌのこと

幸せにしてくれるんか?

初心そうなクリスティーヌが、

そんな女たらしに恋をして良いのか?


クリスティーヌの愛は、

解釈が受け手に委ねられている

ということを「かげきしょうじょ!!」

が教えてくれました。

かげきしょうじょ!!の中ででてきたように

エリックをヤンデレとして楽しめば、

誘拐は納得できる。


……って改めてかげきしょうじょ!!

を読み返したら

ラウル??

ラウルって誰?フィリップじゃなくて??

wiki見てみたら、

ラウルはクリスティーヌの幼馴染で婚約者かー。

なるほどー。

フィリップより、ラウルの設定の方が

違和感なさそう……。

劇団四季はラウル出てくるのか……

ファントムとオペラ座の怪人は

どう違うんだ……!

観たい……見比べたい……!

というか名古屋でやってるうちに

観ればよかったー!


エリックの年齢はいくつなんだろうか。

小柳先生が宙エリザで、ずんちゃんのルドルフを

「息子感」

と表現していたけれど、

エリックも息子感が必要なんじゃなかろうか。

クリスティーヌに母の面影を感じるにあたって、

息子感が大事なのでは?

恋人を束縛したい。

よりも、

母親を独り占めしたい。

の方が納得できる気がする。


読書会みたいなのないのかな。

宝塚作品の解釈をあーだこーだ

ワイワイ話したら楽しそう。

読書会参加したことないけど……。 


こういう解釈があったかー!!!みたいな

新しい発見を雪組が観せてくれたら嬉しいなぁ。