変形性股関節症で歩けなくなった当時、


私はほぐすこととストレッチの区別も


ついておらず、


同じ部位だけをほぐしていました。


筋トレとウォーキングをすればいいと


思い込んでいました。


ジムで足を鍛える器具を使用して、


負荷をかけてウォーキングをしていました。


痛くても歩き続けたらそのうち慣れる、と


思い込んでいました。


あるとき、痛みに限界がきて整形外科に


舞い戻りました。


整形外科で医師から


長時間のウォーキングは禁止、


ジムのレッグプレスも禁止と言われました。


今は整形外科のリハビリとジム両方に


通っています。


私は変形性股関節症について


知識がまるでなかった。


・ジムに行ってとにかく鍛えればいい、


ウォーキングマシンで歩けばいい、


と単純に考えていた。


【正解】


股関節症の人には使えない器具がある。


ウォーキングではなくエアロバイクをこぐ。


ジムで鍛えられるのはアウターマッスルだけ。


インナーマッスルも鍛えなくてはいけない。



・痛みがとれて普通に歩けるようになったから


もう大丈夫、治ったみたい。


リハビリでほぐしてもらえたし、


家でちょっとほぐせば大丈夫。


【正解】


痛みがとれたらときから筋トレスタート。


臼蓋形成不全の人は不安定な股関節なので


毎日筋緊張が起きて固くなるから


毎日ほぐしてストレッチしないと


筋肉がガチガチになって痛みが再発します。


変形性股関節症は治ることはなく、


むしろ進行するのみ。


・左側の股関節が非常に痛むから


ひたすら左側ばかりほぐす。


【正解】


両方の股関節を同じように


ほぐさなくてはいけない。


右側に負荷がかかっている状態だから


いずれ右側に痛みが出る。



・事務職だからそんなに股関節に負担はないはず


【正解】


座りっぱなしはむしろ股関節に負担。


動くようにする。


最近はエレベーターの中で上半身のストレッチや


下半身のストレッチをしている。



・ジムに行ってるんだから結構筋肉ついてるはず


【正解】


筋肉は狙って鍛えないと意味がない。


中殿筋と内転筋を鍛えないと意味がない。


軽い負荷でエアロバイクを全力でこいでも


筋肉はつかない。


心拍数が上がればいいと思い込んでいた。


重い負荷で短くこぐと筋トレになる。




そもそも歩き方が間違っていた。


臼蓋形成不全の人は知らず知らずに


臼蓋のはまりを深めようとX脚になり、


前屈みな姿勢で歩いているそうです。


しかもすり足で。


理学療法士さんから歩き方の間違いを指摘され


驚きました。