何かのエッセイで村上春樹さんが「30歳成人説」を説いてて、
それに賛同した私は、30歳でそれまで勤めていた会社を退職し、海外へ旅立ちました。
(想定してたより、海外には長居はしませんでしたけど)
そして最近私が感化されてる尾石晴さんは
「40歳定年説」という表現をしており
「ほほう!」と唸りました。
(ちなみに、晴さんもハルキスト)
実は私も30代後半にそれに近いことを考えて、
40歳になる前までの職業人生に終止符を打ち、
(20代〜30代は似たような業種)
第二の職業人生を歩むべく準備をしてましたが、
様々な理由により、頓挫してしまいました。
そして40代の今も20代〜と同じような仕事を続けてます。
そして40代前半の"泥沼"不妊治療期間を経て、
40歳改め、私は「50歳定年説」を実現すべく、
準備を進めることを、これからの目標に掲げることにしました。
かといってFIRE*を目指してるわけではありません。
FIRE* : Financial Indipendence Retire Earlyの略
つまり、資産運用などで収益を確保して経済的自立をして、早期退職すること。
全くその逆で「定年を迎えない働き方(=自分業)」を作りたいなと思うようになりました。
(完全に晴さんの受け売りですけど)
ゆるく、長く、自分のペースで、
社会と繋がりをもちながら、経済活動を続けていく方法。
60歳、65歳とか、年齢で区切ることなく、
「従業員」として組織に従事するのではなくて。
「独立・起業」ていうと恐れ多い感じだけど。
「自分業」を育てていきたいなと。
子供のいない人生が確定している私は、
もはや養育費などの心配をする必要もなく、
ありがたいことに住宅ローンもない。
(これに関しては夫様に感謝の気持ちでいっぱいです)
子供の成長に伴うライフステージの区切りもなければ、
住宅ローンが終わる迄という区切りもない。
(ちなみに同僚の男子は40歳から35年ローンを組んでるので、75歳までは頑張るそうです…)
いくつになっても何かを始めるのに
遅すぎることはない、とはいうものの、
60過ぎてから(趣味とかではなく)何か生業を始めるには
転んだ時のリカバリーがしんどくなる。
最近読んだ本にも書いてあったのですが、
気力、体力、知力をフルスロットルで走れるのは40代まで。
無茶ができるのも40代までが限界、と。
うんうん、私もそう思う。
今ならもう少し頑張れる。
残り後半の40代は「自分業」を構築していくことに
エネルギーを注ぎたい。
…って宣言しないと、
日々の業務になんとなく追われて、
ふわぁ〜と1年、また1年、と過ぎてしまうから。
ここ数ヶ月考えてたことが
ようやく言語化することができました
今日も猛暑日and台風きてますが、
心穏やかなお盆をお迎えくださいませ。