音声配信メディアVoicyを聞きながらの通勤が最近の日課となっているのですが、

その中でも特に気に入っているのが、尾石晴さんの「学びの引き出しはるラジオ」

その名の通り、学びや気づきにあふれてます。

 

尾石晴さんといえば、何度となく私のブログで紹介している

「40歳の壁」の本の著者であります。

 

 

 

通勤中ってついスマホいじっちゃうけど、眼精疲労半端ない。。

音声配信だと耳に集中できるので、目を休ませることができて気に入ってます。

(音楽聞いてると、目はスマホでSNSとかついつい見ちゃうんですよね…)

 

はるさんの話し方、内容はとてもわかりやすく、タメになることばかり。

知的好奇心旺盛な方で、さっぱりとずばりと言い切る口調も聞いてて心地よい。

子育てとは無縁になってしまった私にとっても参考になる話題が満載。

たとえお題が子育て関連であったとしても、聞き入ってしまう。

 

それは何でだろう?と思ったところ、

よくはるさんは「分解して考えてみる」と話してることに気づきました。

 

それはどういうことかというと、

(とある放送回でご自身で解説してくださってました)

「事柄(起きてる出来事)を因数分解して考える」ということだそうな。

つまり、事実とそれに対する解釈(感情)を分解して捉えるということ。

 

だから「事柄」は子育て関連だったとしても、

それに対する解釈や感情などを分解して捉えなおすプロセスを経ることで、

子育てに関係ない人にとっても学びがあったりするわけです。

 

分解する手法として、「チャンクダウン」「チャンクアップ」があります。

遠い昔、管理職時代に学んでいたコーチングの手法にもあったことを思い出しました。

 

チャンクダウン(細分化)

つまり、事実をもっと具体的にすることで、

そこから見えてくるものが変わってくる。

いつ?どこで?どうやって?何を?と掘り下げていく。

 

チャンクアップ(抽象化)

つまり、事実をより抽象化していくことで、俯瞰してみていくこと。

より大きな枠組みで起こっている「事柄」を見直すことで、

捉え方が変わってくる。

 

そうやって「因数分解する癖付け」って身につけたいスキルだな、と思いました。

遠い昔に勉強してきた割に、管理職から離れたことですっかり忘れてました。。。

案外、夫婦関係や社内の些細なトラブルにも、応用できるってことを。

 

年齢を重ねていくと、だんだん頑固になっていくし、

自分が見えてる世界しか見えなくなってくる。

そんな先輩たちを見て辟易してる自分がいたり。

 

私の好きな言葉に、

「過去と他人は変えられないけど、未来と自分は変えられる」

というものがあります。

まさにその通り。

起きてる事実は変わらないけど、捉え方は自分次第。

1日2日で何かが変わるわけではないけれど、

小さな癖付けや習慣でいつの間にかしっかりした筋力はついていくはず。

 

そんな小さな気づきを言葉に出してみたくなった週末でしたクローバー


追記

過去放送でこのチャンクダウン、チャンクアップについてより具体的に説明してくださっている回がありました。

そこでは「抽象度を上げる」「より具体的にする」というワードで解説されてます。


https://r.voicy.jp/lY9zqdkDm87