毎年我が家の庭から10数羽位の山雀の雛が巣立っている。
他のに比べると山雀の雛は本当に稚なくて可愛い。
例えば雀の雛は初めの内は可愛いが、その期間が短く結構早くに強かな感じになって仕舞う。
もしかして平均寿命の短さが関係しているのだろうか?
山雀は結構頑健そうだし、何年間も通って来ている個体も確認出来ている。
巣立った直ぐは大抵5〜6羽が親に連れられて庭へ来る。
親は大忙しで餌を確保して雛に与える。
雛達は大人しく、順番に餌を貰っているが徐々に我先にと餌を欲しがる様になる。
何日かすると確実に雛の数が減っているのは鴉、鷂、猫、鼬鼠等に喰われてからだろう。
今回の雛も同じで、最初は確か5羽だったのが数日後には4羽になり、更に数日で3羽になった。
可哀想だとは思うけれど、殆ど全てが生育出来る程に野生は甘くは無いだろう。
仮に全部が成鳥になったら、それはそれで何か問題が生じる事だろう。
或る意味仕方ない事だろうと割り切ってみている。
とは言え、コロナ禍前には5〜60羽来ていたのだから、もしかしてその頃は殆どが成鳥に迄なっていたのかも・・・ま、多分そんな事は無いだろう。
雛の生育は早く数日で見違える程になるが、それでも山雀の雛は可愛い期間が長く感じられる。
雛の食欲は旺盛で、何羽もが餌を強請るから親鳥の窶れ様は可哀想な位だ。
これに関してはどの種類も同じではあるが、種類に依っては鶯みたいに交尾以外一切子育てに関わらないのもいる。
我が家の庭にも鶯の巣は幾つも在り、雄は樹上から警戒音を発するのみの様だ。
多分、時鳥が托卵に来たのを警戒しているのだろう。
何処かで餌を調達して来た親は必ず安全そうな樹上で餌を与える。
普段なら直ぐ近くで可愛い仕種を見せて呉れるのだから、同じ場所で餌遣りして呉れたら良い写真が撮れるのに。
我が家の庭で観ている限り、どうも圧倒的に向日葵の種子を砕いて与えているのが多い様に思える。
直ぐ近くに餌になる虫がいても、獲る気すら無さそうに見える。
私が観ていないところで虫を捕って与えたいるのだろうか?
雛が元気に生育すればどうでも良い事ではあるが、少し気にはなる。
やがて雛も自ら餌を採る様になるが、それでも親が餌を捕るのを見届けると追い掛けて、羽を震わせて強請っている。
親も強請られると与えているが、徐々に与える回数が減ってゆく。
雛も自ら調達した向日葵の種子を器用に割り砕いて食べるが、親を見付けるとお強請りしている。
山雀は雛の内から貯食癖があるのか、こんな雛でも向日葵の種子を隠そうとしている。
この後、木の皮の隙間に隠した。
直ぐに別の親鳥が咥えて飛び去ったが、雛はそれを眺めているだけだった。
貯食とは言うけれど、本当はどうなのだろう?
確かに隠したのを、何かの折に食べているのは何度も見ているから保存かなとは思うが?
見様見真似で雛も器用に向日葵の種子を割り砕いて食べるが、時には雛同士で餌を遣り取りして遊んでいる様に見える事がある。
まさか雛が、別の雛に餌を与えるとも思えないから遊んでいるのかなと・・・それとも本当に別の個体に餌を与えているのだろうか?
紅葉の季節迄こういう事が続き、その頃には羽色も親にかなり近くなっていて、雛も単独行動に移る様になる。








