雀の次に身近な野鳥と言えば、それは四十雀だろう。

そして巣箱を最も利用するのも四十雀らしい。

山雀と同じ様に、切り落とした様な舌で鳴き声も似ている。

 

最近、東大先端科学技術センター准教授の鈴木某かという人が、四十雀やその混群が仲間同士言葉でコミュニケーションをどうとかと言って話題になっているが、70年位前の事私の周りの和鳥仲間も同じ様な事を言っていた。

当時、或る理由で四十雀を嫌っていた私はその話にには殆ど加わらなかったので詳しい事は知らないが、大凡似た様な事を言っていた様に思う。

鳥を捕りに行って四十雀に出会うと普段は「ツツピー、ツツピー」と鳴いているのが、人を見掛けると「ピーツツ、ピーツツ・・・」どうとか・・・という様な事を話していた。

巣箱をよく利用すると書いたが、巣箱以外にも裏向きに置いてある植木鉢に営巣したり、雨戸の隙間に営巣したのも見た。

山雀の親類なので好奇心は強いが、山雀と違って警戒心が強く臆病なので向日葵の種子を掌に載せても、それを食べに来る事は無い。

 

好奇心が強く、色々な処へ頭を突っ込むのでよくダニを付けている。

 

ダニを落とす為の水浴びは欠かせない。

水場では色々な種類の野鳥と一緒になるが、意外に諍いは起こらない。

とは言え、大人しく順番を待つのもいれば、待てずに我先に水浴びするのもいてそんな時には諍いが起きる。

水浴び後は濡れた羽を乾かさなければならないが、鳥に依って色々なポーズを披露して呉れる。

どの鳥もそうだが雪の日の餌獲りは大変で、見る機会は滅多に無いが何処かで死んでいる個体も雪の日が多い事だろう。

花の季節にはなれば餌になる虫も多くなるので、これからが繁殖に最適な季節だ。

詰り雛に与える餌が多いからこそ繁殖可能だという事だ。

四十雀が花粉を吸っているのを見た事は無いが、山雀が吸うのだから四十雀も吸わない事は無いだろう。

とは言え彼等は殆ど虫を獲っている事が多そうだ。

初夏に巣立った雛も紅葉の季節には一人前になる。

当然餌は自分で確保しなければならないし、縄張りの問題もあるのだろう諍いもよく見掛ける。

八ヶ岳中腹に住んでいた時には圧倒的に四十雀が多かったが、芦屋では山雀が段違いに多くて四十雀は少数派だ。

それでも狭い庭で縄張り争いらしき事を見掛けるが、山雀にはその兆候すら無い。

そもそも群れで餌獲りしている四十雀が縄張り争いなんてするのかな?

四十雀の雌は目白の雌みたいに縄張り争いには加わらない様に見える。

争っているのはどうも雄だけの様に見えるが、それとて興味を持って観察している訳では無いのでさてどうなのだろうか?

尾羽の後半分が白いのが居た。

何故其処だけが白いのか判らないので、その部分だけを確り写したかったが仲々上手く撮れなかった。

境界がハッキリしているのか、ボケているのか等色々知りたかったが顔以外の部分を撮るのは仲々難しいものだ。

「オジロー」と呼んで、気に懸けていたが何時しか来なくなった。

山雀と違って我が家の庭では少数派とは言え、それでも多い時には二つの群れで10羽位居て時間差で行動している。

胸のネクタイの太さで見分けるが、どうも雌雄が判り難い。

この顔を見ていると大人しそうだが、意外に厳しいと言うか残忍な面を見ているので仲々好きにはなれないが、今は我が家の庭でしか撮れないので四十雀も嫌わずに撮る事にしようと思う。