「幸せの青い鳥」と呼ばれて冬鳥の中でも一番人気の瑠璃鶲。
渡り鳥では無く漂鳥で、中部地方だと1,500〜2,500m、東北地方では1,000〜1,400m、北海道なら平地でも繁殖し、紅葉の頃に内地の山林や都市公園から民家の庭等でも普通に見られてバードウォッチャーの目を楽しませて呉れる。
ここ数年我が家の庭にも居付いて沢山撮影させて呉れたが、25〜26年は雌が何度か立ち寄っただけで居付いては呉れなかった。
俗に雌タイプと呼ばれる個体。
此方は似た様な羽の色だが、1歳位の若い雄。
向きを変えればハッキリ若い雄と判るだろう。
これは雌で、判り難いが雄だと肩口に微かにでも瑠璃色が見える。
これは数年前に我が家の庭で写した1歳半の雄。
頭部から背部や翼にバフ色が多く残っているが、これが綺麗な瑠璃色になるには3年半懸る。
2歳半だと未だ少しバフ色が残る。
3歳半でやっとバフ色も消えて美しくなる。
野生で3年半生き延びるのは並大抵では無く、そう言う意味でも美しい瑠璃鶲雄は「幸せの青い鳥」と言われる価値があるだろう。
彼は南京黄櫨の実を沢山収集していた。
昆虫の少ない季節には紫式部等の実も良く食べている。
雪の中で見る瑠璃鶲は一段と美しく見える。
寒い処に住む個体程胸の羽毛(オレンジ色)が長い様に思うが、検体数が少ないので正確では無い。
庭で可愛い仕種を見せて呉れる事も多いが、首を傾げるのは大抵餌を探している時だろう。
三葉躑躅や桜が咲く頃迄は確実に居るが、大抵は4月10日頃には還る。
新緑の季節迄居た事もあった。
こういう写真は亜高山帯へ行かなければ仲々撮れない。
この時、この個体はもしかして何処かに重大な怪我でもしていて、還れないのではと心配したが翌日居なくなった。
寂しいのと、やれやれと言うのが本音ではあった。
瑠璃鶲に限らず殆どの野鳥が年々数を減らしているらしい。
中には大幅に減らしていて、絶滅危惧種に指定されるかも知れないのもいる事だろう。
今、私は撮りたい野鳥を撮りに行けないから撮り溜めたの以外は、もう撮れない可能性大だ。
それはそれで仕方ないが、それでも我が家の庭へ来て、写せる場所へ出てさえ呉れれば撮れるのだから諦める事は無い。
色々な処に色々な夏鳥が来ていて、写した記事に接すると行きたいと思うが病状と体調を考えると諦めざるを得ない。
元気でさえいれば、来年行けるかも知れないから楽しみにしておこう。
彼の瞳には空と我が家とブラインドに籠って撮影する私が写っている。
今年の紅葉シーズンには又、是非来て呉れよ!!!














