いつしか我が家の庭に居付いたジョー。
丁度同じ頃瑠璃鶲の雌も居付いていたが、御存じの様に仲良く同居出来る関係には無く、出会すとジョーが追い払っていた。
で、瑠璃鶲雌は逃げた振りをして庭の何処かへ隠れ、ジョーの居ない時を見計らって庭を訪れていた。
だからと言ってジョーの性格が悪い訳ではなく、先天的に尉鶲と瑠璃鶲はそういう間柄なのだろう。
ジョーの瞳には空と我が家の庭が映っている。
時々、ボンヤリと虚空を見詰めている様に見える時がある。
私には遠いウスリーの故郷を憶い出している様に思えてならないが、考え過ぎだろうな。
此方には我が家と、私が入っているブラインドがハッキリ映っている。
最初の頃は全てブラインドに入って撮影していたが、やがてブラインド無しでも最短撮影距離で写せる様になった。
背部も結構濃いオレンジ色をしている。
ジョーは比較的若いのか背部上方にはバフ色が残っている。
羽を伸ばしてストレッチするジョー。
瑠璃鶲は雌雄共他の鳥とは殆ど接触が無いが、ジョーには子分みたいに付き従っている目白が居た。
常にジョーの後に付き従い、時には他の鳥を追い払ってジョーが餌を獲り易い様に手助けしている様に見えたが、私の考え過ぎだとは思う。
しかし、そう見えたのは事実だし、その目白は一週間位常にジョーの後を追っていた。
馴れてくるとマクロレンズでも撮れる程に近寄る事が出来た。
只、近付く程ピントはシビアになる一方なので、余程健康でないと体には堪えるから老人には厳しいものがある。
何しろ彼等は少しもジッとしていて呉れないのだから・・・1秒と迄は言わないが、せめて0,5秒ジッとして居て呉れたなら良い写真が撮れるだろうに。
それにしても何時も思う事だけど何を考えているのだろう?
多分食べる事、即ち餌の事以外何も考えてはいないとは思うが・・・。
暖かい部屋に居てノンビリ寛ぎながらバードウォチング出来る有難さ!
そして、少しの手間を懸ければ撮影も出来るこの環境。
これで庭で繁殖し出したら・・・なんて贅沢は言うまい。
どう見ても桜を愛でている様にしか見えないが、まさかそんな事はあるまいな。
瑠璃鶲も尉鶲も花粉には興味無さそうだし、桜に虫が居るとも思えないし。
桜の季節にも雪が降る事がある。
ジョーは雪の日にはよく歌っている。
毎日我が家の庭で餌を漁って、瑠璃鶲雌を追い払って、木陰で休んで・・・。
しかし、或る日とんでもない事態に・・・それは後日書く事にしよう。
この頭部の乱れが何を意味するのか?













