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どうもぉ〜![]()
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今更なんですけれど、7/14に安倍さんに献花をしたくて自民党本部まで行ってきました。
衝撃の事件から思うところがあって、どうしても行きたいな
と思っていたところ、コロナが流行ってから無くなっていた出張が入ったのです。
自民党本部は私の出張先から地下鉄で一つか二つ先の駅。偶然とはいえ、この与えられた機会に心から感謝しました。
ただ仕事の合間に行く訳で、昼食時間を返上して移動時間に充て、有楽町駅の周辺の花屋で白い花を選んで買いました。
献花って私初めてなんです。
やっぱり白い花がいいんだろうなと思いつつ、薔薇の他には一つか二つしか花の種類がなくて…
薔薇は棘があるから良くないと聞いたこともあったような…とかいろいろ考えて、一人で迷っていたのですけれど、時間もありません。
思い切って店員さんに聞いて、白い薔薇を2本、限りなく白いクリーム色の菊の花っぽいお花を1本選んで花束にしてもらいました。
薔薇はきれいに棘がとってあるので大丈夫だということでした。
地下鉄に乗って永田町の駅に着くと、たくさんの警備の方が。
でも感じたのはとても温かい思いやりの心。
あんな事件があった後ですからね、しっかり警備をしながらも、献花に訪れる人たちを自民党本部へと導いてくれます。
時間が無い中で献花できるかな?と不安を感じながら行くと、思ったよりも短い人の列が。
係員の方が、こちらに並んでくださいと案内してくださいます。
しかし、私、出張中で時間がなかったのです。とれて10分。
「列に並ぶとどのくらいかかりますか
」と聞くと、「今は大体30分くらいかかると思います。」とのこと。
思ったより人は少ないと思ったもののそれでも30分…
当日はあいにくの雨…それでもこんなにも人が献花に来ているんだなと。そしてみなさん、誰に強制されたのでもなく、来たいから来ているのですよね。本当に温かい心に満たされた空間だなって感じました。
しかし…これは参った![]()
と思っていると、案内して下さった方が「もしお時間がなく、記帳しなくてもお気持ちだけでも届けたいということでしたら、献花の方にだけご案内することもできますよ。」と。
そう
それでいいんです![]()
私、自分が来たってことを残すつもりなんてサラサラないんです。
ただ、安倍さんに感謝の気持ちを、お悔やみをお伝えし、安らかにお休みいただけることを祈りたかったのです。
「ありがとうございます。ぜひお願いします。」そうお伝えして、案内していただき、無事献花をおこなって、安倍さんの写真に手を合わせることができました。
そのまま帰ろうかとも思ったのですけれど、せめてお花の前の安倍さんの写真を写真に収めさせていただこうかなとスマホを構えると、献花されているお年を召した女性が、「邪魔かしら?」と、避けようとするのです。
「大丈夫ですよ。ありがとうございます。かえってすみません。」
するとその女性もスマホを構えられ、「写真、光っちゃいますね」と。「本当ですね。」と言いながらお互いシャッターを切ったのでした。
このやりとりでも会場がとっても思いやりに満ちた空間だなと感じました。
みんな、純粋な思いやり、感謝の心で献花に来ているのだなと、本当に温かい空間だったなと感じました。
その後、出張先で仕事をこなしましたけれど、とても充実した気持ちで過ごせた気がします。
そしてこの時、私は、こんなに安倍さんのことを自主的に弔意を示したい方がいらっしゃるなら、国葬とかやれないのかな
って思っていたのです。
ところが、岸田さんが国葬をやると言い出したのもこの時期でした 。
当初は国葬やればいいのにと思っていた私…いざ岸田さんが国葬をやると言って、その後行うことが決まるとなんか気持ち悪いんです。
献花のときには、やりたいと願う人が自分の意志で、誰に強制されることなく、やりたいからやっていたんです。
そこにあったのは純粋な安倍さんへの労いだったり、感謝だったり、弔いの心だったり。
でも国葬となった途端、何か別の意思がそこに込められたような、安倍さんの死を利用して何か別の方向に人の心を持っていこうとしているような、邪な感じを受けてしまったんですよね。
なので、国葬のやり方、よく考えてほしいなと思うのです。
あの優しさと温かい心に満ちていた献花会場のように、誰もが純粋に安倍さんに対する自由な弔いの心を捧げられる、そんなものにしてほしいなと思います。
理想的には国葬という形を取らずに、献花のように、祈りたい人、弔いたい人、感謝を伝えたい人、そういう人が自由に自分の気持ちを捧げて、安倍さんとお別れをし、送り出してあげる場としたほうがよかったなとも思います。
そして今の政治についても考えました。
例えば他のどなたかが不幸にして亡くなってしまったとして、献花に行きたいと思えるような政治家って過去にも今にも私の中にいるだろうか?と。
そう思うと、きっと行くだろうなと思う方がもう一人いらっしゃいました。
しかし、現在もご健在の方なので、この流れでお名前を出してしまうのは大変失礼と感じますけれど、そのくらい尊敬しているのだと、そっちの方でご理解いただき、ご容赦願います。
その方もね、賛否いろいろ、政策も功罪あると思うんです。
私自身もそれは違うだろうと思うこともたくさんあったし、もっとこうしてくれと思うこともたくさんありました。
でも、その方は自分の信念を持ってやりきったんですよね。
私の中で、今でも大きな存在、小泉純一郎さんです。
北朝鮮に拉致被害者を取り戻す交渉に行ったとき、握手もされず放置されても、その場で表情を崩すことなく立っていた姿、その姿にも信念を感じたのですよね。
郵政民営化、いいかどうかわかりません。私的には、あそこは民営化しないほうがよかったのではないか?そう思うところもありました。痛みを伴う改革も、痛みが思いの外大きく響いているようにも思うのです。
でも、やったからこそ変わったところ、あったのだと思います。
私としては、どうも政策の賛否を超えたところで、生き方ですごいと思わせてくれる政治家に対して尊敬の念を抱くようです。
信念を持ってやり遂げてほしい。
現状を変える変革を全身全霊をかけてやり切ってほしい。
そういう人には、反対するところがあったとしても、尊敬して、ありがとうと言いたい気持ちになるのだなと、そう感じました。
どうか、そういう政治家がたくさん出てきてほしい。そう願っています。
今の日本が少しでも良くなるように、さらには世界が少しでも良くなるように、そう本気で考えて本気で動ける人がたくさん出てきてくれるといいなと願っています。
私は政治家では無いけれど、私自身も自分のことをそう感じられるような生き方をしていきたいと、今回のことを考えていて、そう思う自分に気づいたのでした。
今、日本が迎えたこの変換点、政治家に限らずさまざまな分野でより良い方向へと変わり、たくさんの情熱を持ったリーダーが、信念を持って動ける人たちがどんどん表に出てくることを信じたいと思います。その中の一人に私もなっていられるように、自分の信念を持って生きられる人間でいられたらなと思います。
それじゃ
まったねぇ〜![]()
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