みなさんこんにちは。ギリギリになってしまいましたが、明日からの公開作を紹介します。

 

以下は全て6月26日公開作品なので日付は省略します。

 

『ハニーランド 永遠の谷』

 

 

この作品は北マケドニアのドキュメンタリー映画です。北マケドニアと言われてもあまり馴染みがないと思いますが、ギリシャの北、ブルガリアの西にある旧ユーゴスラビアの国です。そんな国から出てきたドキュメンタリー作品がいきなりサンダンス映画祭のグランプリを獲得し、さらにアカデミー賞の国際長編映画賞・長編ドキュメンタリー賞のWノミネートという偉業を成し遂げた作品です。

ポスターや予告からして映像が非常に美しく、3年間をかけて撮った映像がどのような物語を紡ぐのか非常に楽しみです。

 

参考サイト

http://www.webdice.jp/dice/detail/5959/ 監督インタビューが載っています

 

 

 

『SKIN / スキン』

 

 

安定のA24作品で、Black Lives Matterで日本でもYoutubeで日本公開された同名短編映画と監督が同じです。しかし短編を長編化したわけではなく、テーマは共通しつつアプローチは違うようです。白人至上主義の団体、いわゆる「スキンヘッズ」の一員である主人公を描く作品で、主演は『ロケットマン』でエルトン・ジョンの相棒である作詞家のバーニー・トゥーピンを演じたジェイミー・ベルです。そして大好きな『死霊館』シリーズのヴェラ・ファーミガが主人公の母親役で出演しています。実際に白人至上主義にいたブライオン・ワイドナー氏が元になっており、彼が主役のドキュメンタリー映画『Erasing Hate』(2011)という作品もあります。

今の時代見るべき作品であるし、A24ならクオリティは高いはず、とかなり期待しています。

 

参考サイト

https://www.banger.jp/movie/36126/ こちらも監督インタビューが載っています

 

 

 

『ワイルド・ローズ』

 

 

『ジュディ 虹の彼方に』ではジュディ・ガーランドのマネージャー役を演じた期待の新人ジェシー・バックリーの主演作で、この作品で英国アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされています。またロバート・ダウニー・Jr主演の『ドクター・ドリトル』でもヴィクトリア女王役を演じ、『ファーゴ』『チェルノブイリ』といった人気ドラマにも出演するなどまさに今飛ぶ鳥を落とす勢いの女優です。監督はフェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが主演した『イントゥ・ザ・スカイ』のトム・ハーパーが務めています。カントリー歌手を目指す女性を描く作品で、その劇中曲とジェシー・バックリーの歌唱が絶賛されています。

また、日本では初導入となるodessaという音響システムのこけら落とし作品に決まっています。近年『ボヘミアン・ラプソディ』『ロケットマン』『ジュディ』『アリー スター誕生』など音楽映画が再燃してきている印象で、この作品にも期待しています。

 

参考サイト

https://news.yahoo.co.jp/articles/6af6df941413095fe007ecc0a048a557e43a3060 主演のジェシー・バックリーのコメントが載っています

 

 

 

東京なら今回紹介した3作品は全てアップリンク吉祥寺でやりますので、ハシゴしてみるのもありかもしれませんね!

ちなみに私はアップリンクには今後も行くつもりです。かかっている映画には罪はないですから。あと普通にアップリンクの存在って東京でも非常に貴重で、行かないという選択肢は今のところありません。

 

読んでいただきありがとうございました!