【Netflix】スペースマン ☆☆☆
アダム・サンドラー主演の静かなSFドラマ。
木星付近に現れた謎の星雲「チョプラ」
その調査のため単独で木星へと向かう任務に就くヤクブ。
ある日船内に謎の生物が侵入していることを知る。巨大なクモのような生物は「自らも探索者である」と語りかけてくるのであった。
SF映画ではあるが、哲学的な内容のドラマ。
終始静かなテンポで進むのでなにか手に汗握るアクションを期待すると拍子抜けする(「ハヌーシュ」と生死を掛けて死闘をしたりはしない)。
話は主人公のヤクブと地球にいる妻のレンカとの関係の悪化を描いていて、宇宙人のハヌーシュは絆を取り戻すための”グル”のような役割となっている。
ちなみにあんまり前面に出ていないんですが、ネットで調べる限り原作はブラッドベリのようです。
ということで、
Netflixオリジナルですごく地味な映画を作った理由は不明。宇宙船の中で主人公とハヌーシャの対話がほとんどの内容なので劇場公開は難しい脚本なのはわかりますが。夜落ち着いた気分の時に静かに鑑賞するのが向いている作品。