【Amazonprime】ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 吹替版 ☆☆☆☆

nintendoの人気キャラクター、マリオブラザーズの世界観を忠実に描いた冒険ファンタジー映画。

が、アマプラで見放題配信で登場!太っ腹!!

 

 NYブルックリンで配管工を営んでいるマリオ兄弟。

 ある日、二人は不思議な土管を通ってきのこ王国に飛ばされてしまう。

 そこはクッパ率いる軍団の侵攻を受けていた。ルイージがダークランドに囚われているのを知ったマリオはピーチ姫と共にクッパを倒す決意をする。

 

 正直予告編を見た感じではいつもの「ピクサーっぽいフルCGアニメ」って感じでそれほど面白いとは思いませんでした。

 しかし本国アメリカで大ヒット!日本でもGWにはかなり客が入っていて評価もそれなりに高いということを知って、そこまで人気なら見てみようとは思いました。入場者プレゼントのハテナブックは配布終了していてもらえなかった…

 

 これは「かつてマリオブラザーズ(マリオカート含む)を楽しんだことのある人なら誰でも楽しめるよう高度にチューニングされた娯楽映画」ということが分かった次第。

 

 なのでマリオを一度もやったことない人や、ディズニーランドやUSJのようなテーマパークにまったく興味のない人には楽しめないと思います。

 私も初代マリオブラザーズからマリオオデッセイに至るまでマリオを楽しんできた世代なので、当然この映画は面白かった。

 ネットの評価の通り、ストーリーに関しては特に目新しいことは何もない。いつもどおりただマリオ達が協力してクッパを倒すという内容なので、そこにマリオはゲームであるというメタ視線みたいなものや相対化みたいな展開もないし、新しい発見があるというわけでもない…が、なぜかマリオの世界の魅力を極限まで引き出すことでとんでもなく幸福感が得られるという不思議な効果を出していました。おそらく自分の記憶の中にある”マリオを楽しんだ”部分を増幅させるという戦略なんだろうなと思います。

 

 そもそもゲームのマリオは映像として”CGアニメ”なんですが、やはり劇場映画としての”フルCGアニメ”でマリオを映像化されると「10年後とかにこの映像クオリティのマリオのゲームができたらどんなに素敵か」とうっとりせざるを得ません。

 

 ということで、

 マリオを楽しんだ人なら残らず楽しめる作品。

 そういう意味でマリオブラザーズ、とんでもない世界的コンテンツになっているとビビりました。超オススメ。あと時間も93分で子供ちょうど飽きない程度で終わるのもよし。