【U-NEXT】イコライザー The final ☆☆☆

デンゼル・ワシントン主演のバイオレンスアクション映画シリーズの3作目にして完結編がU-NEXTに登場(1760円也)

 

 マッコール(デンゼル・ワシントン)はシチリア島に潜む悪党を襲撃した後、瀕死の重傷を負いとある田舎町で治療を受ける。

そこでの平和な療養生活に安息を感じたマッコールだったが、マフィアがこの町を牛耳ろうと人々を苦しめていた。

 

 イタリアの田舎町でマフィアが町を支配しようとしていた。しかしそこにはたまたま「敵を9秒で殺す」マッコールがいたのだった…。という敵にとっては不運としかいいようのない映画。

 ”正義の味方”に目覚めたマッコールはもう2作目からすでに上映冒頭から殺しまくりなわけなんですが、本作でもいきなりシチリア島のワイナリーを全滅させています。この人が正義の味方なのは単にデンゼル・ワシントンがいい人そうだから、というだけなんですが、「この人はいい人なんだ、怖い人じゃないんだ」という自己暗示によって成り立っているような気もします。

 

 あと本作でマッコールが気にかけているCIAの女性捜査官というのが出てきます。ラストにその謎は解けるんですが個人的にはエンドロールを見て「この人『ダコタ・ファニング』だったのか!」と驚きました。「宇宙戦争」の時はあんなにちっちゃかったのに大きくなって…

 

 3作で終わりってのも潔いですが、まぁ続編作ろうと思えばまだできそうな気もするので、デンゼルが若い間はまた作ってほしいなぁって思いますね。個人的にはラストはうまくまとまりすぎって感じがしました。