ゴーストバスターズ:アフターライフがU-NEXTに登場。ということで再録。
【U-NEXT】ゴーストバスターズ/アフターライフ ☆☆☆☆
ゴーストバスターズ4作目にして「1」「2」の続編。
シングルマザーのキャリーの子供、息子のとレヴァーと娘のフィービーは家を追い出され田舎にある変人だった祖父の屋敷に越してくる。
しかし祖父は実は80年代にNYで騒動となった「ゴースト事件」のヒーロー、ゴーストバスターズの1人スペングラー博士だった。
二人は埃をかぶったゴーストバスターズの装備を発見し、祖父がなぜこの地を訪れたのかの謎が明らかになっていく・・・
「ゴーストバスターズ」といえば2016年に「女性版」としてリブートしましたが、なんとなくパッとせず真面目なファンからは失笑を買い気味みたいな雰囲気になっています。
それに比べると本作は脚本がしっかりしているように見えるし、前作へのリスペクトも見られて控えめに言ってもよくできていると思います。
しかしそもそも「ゴーストバスターズ」は当時人気だったSNL組の人気コメディアンが主人公のライトなコメディSFアクション映画で、2016年版はその”当時のノリ”を忠実に再現しようとした作品に見えるため悪気はないって感じます。
なのである意味2016年版は「当時のスタイル」を、アフターライフは文字通り「ソウル”魂”」を引き継いだ作品と言っていいでしょう。
脚本がしっかりしている、と書きましたが結局のところ、”しっかりしている”とは人気の”「ストレンジャー・シングス」みたいな”とも言い換えられ、「ストレンジャー・シングス」見ている人なら「なんか似てんな」とも思います(大人、息子、娘それぞれの人間関係で物語が進行しのちに合流するみたいな展開とか)。しかしだからこそ見やすく現代の観客でも飲み込みやすい物語になっているんだと思います。もちろんちゃんとゴーストバスターズだしストーリーはオリジナルで面白くなっていくんですが。
後半の展開はファンなら涙ものだし、なんとなく続編へのフックもある。
個人的には今後女性版ゴーストバスターズとの合流とかしても面白いのでは?って思うくらいです。
ということで、
車(ECTO1)しか写っていないポスターからは面白さが伝わらなかった本作ですが、かなり良くできた続編という感じで「1」「2」のファンなら当然見るべき続編となっています。オススメ。