【映画館】牛首村 ☆☆☆

木村拓哉の娘kōki主演、清水崇監督のホラー映画。

 

 女子高生の奏音(かのん)は、ホラースポットで失踪した女子高生が自分に瓜二つであることを知り、動画が撮影された北陸へと向かうが、そこで奏音の過去の秘密や村に伝わる因習が明らかになるのだった。

 

 「犬鳴村」「樹海村」に続く清水崇監督の「村シリーズ」の第3作らしいんですが、まぁどれも似たり寄ったりという感じのホラー映画で、今回は木村拓哉と工藤静香の娘kōkiが映画デビューにして主演。

 

 清水監督は「呪怨」で名をはせた監督ですが、どうもそのあとこれといったホラー映画を作れていないので呪怨はまぐれだったのかな、とは思います。今回も小手先の技でサクッと作ったって感じ。

 ホラー映画の主演女優というのは実は登竜門的な役割がけっこうあったりしますが、それはしっかりした作りの映画の主演に起用されるからで、本作はけっこう雑な脚本の映画に初主演で経験の浅い女優が主役なので全体に、リアリティとか説得力がないなって思います。あとkōkiがスタイルが良くて見た目モデルすぎて画面から浮いているという問題もありますね。

 

 ということで、

 アマゾンプライムあたりで配信を開始したら見てみてもいいかもしれませんが、わざわざ映画館まで行く必要もないのかなって思いました。