2007年。アメリカ。"DRILLBIT TAYLOR".
  スティーヴン・ブリル監督。
 待望のオーウェン・ウィルソン主演の新作。しかし、2年前の映画が今ごろDVDストレートで出ることに不安があったが、やはり2年も放置されたことがやや納得できる映画だった。

 みじめな中学時代を過ごしたライアンとウェイドは、高校生活デビューでこれまでの自分とさよならして、楽しい学園生活を夢見ていたが、
 入学した初日からいじめっ子に目をつけられてしまい、毎日が地獄と化してしまった。
 このままでは殺されてしまう、と思ったライアンとウェイドは、同じいじめられっ子のミミットとの3人で相談してボディガードを雇うことにする。
 そこに登場したのが元陸軍特殊部隊の武術の達人、ドリルビット(オーウェン・ウィルソン)だった。
 高校に臨時教師のふりをして潜入したドリルビットはいじめっ子たちに嫌がらせを始めて、いじめっ子たちをいじめ始める。
 しかし、ドリルビットは実は脱走兵で、ホームレス生活を送っていた。次第にドリルビットの化けの皮がはがれてきて、けんかの弱いへなちょこ野郎だということもばれてしまう。

 ジャド・アパトー製作で脚本にはセス・ローゲンが参加しており、ハリウッドでいま最も絶好調のアパトー・プロダクションの作品だったが、たまにはハズレもあるということだろう。
 ジャド・アパトー関連では、『寝取られ男のラブ♂バカンス』、『無ケーカクの命中男』、『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』、『エージェント・ゾーハン』などがDVDストレートで次々に出されているので目が離せない。
 『パイナップル・エクスプレス』という全米大ヒットの映画も控えている。
 オーウェン・ウィルソンファンには必見の映画だが、それ以外の人には物足りない作品だろう、と思った。
 DVDには無駄な特典映像が多く入っていて、結局この映画に3時間くらいを費やした。
     IMDb        公式サイト(US)
映画の感想文日記-drillbit1
 のっぽでガリガリやせのウェイドとデブのライアンは、入学初日にいじめられていたちびっ子のエミットを助けたことから、いじめグループの標的にされてしまい、
 人を殴ったことのない3人はいじめられ続ける。ドリルビットは3人に役に立たない教訓を教えたり、無駄な特殊訓練をさせたりする。
 ヒップホップ・マニアのライアンがいじめっ子にフリースタイルのラップで闘いをいどむ場面はエミネムの『8Mile』のパロディだったが、意外と面白かった。
映画の感想文日記-drillbit3
 学園に潜入したドリルビットに男運のないアラフォー世代の独身女教師、リサ(レスリー・マン)が接近してくる。ドリルビットはいじめられっ子3人組をほったらかしにして、医者の免許も持っているとうそをついて、リサとのデートを重ねるようになる。
映画の感想文日記-drillbit2
 ジョン・キューザックにちょっと似たいじめっ子のフィルキンズとその相棒の二人によるいじめは続き、制止しようとしたドリルビットがフィルキンズに1発でノックアウトされてしまったことから、3人はドリルビットの正体に気づいて失望する。
映画の感想文日記-drillbit4
 3人が自分を信頼してくれていた日々を思い出したドリルビットは、心を入れ替えて良い人間になろうと努力する。
 盗みの仲間とも手を切る。
映画の感想文日記-drillbit5
 誰も頼りにならないと悟ったウェイドはフィルキンズに彼の家で決闘を申し込む。自分たちもやれば意外といけることを知ったウェイドたちだったが、フィルキンズたちの卑劣な手段で再び殴られ始める。
 そこにかけつけたドリルビットが奇跡を起こす。
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