2009年。鈴木由美子・講談社/劇場版『カンナさん大成功です!』製作委員会。
井上晃一監督。鈴木由美子原作。
3年前に韓国で映画化されたマンガの日本での映画化版。
韓国版は期待したほどの出来ではなく、大したものではなかったものの、それなりに面白かったので、こちらは韓国版の反省をふまえて、より面白くなっているのではないか、というかすかな期待があった。
結果的には、韓国バージョンの10分の1程度の面白さをかろうじて確保していた、という感じだった。
日本映画が韓国でリメイクされたり、逆に韓国映画が日本でリメイクされることがときどきあるが、ほとんどのケースで、日本映画バージョンは韓国映画バージョンより低いレベルになってしまっているので、技術力の差というより、スタッフの映画にかける熱意の差があらわれているのだろう、と思われる。
こういう作品を見ると、やっぱり日本映画を見ているひまがあったら、韓国映画を見ていたほうが有意義な時間が過ごせるのかも知れない、という気になってくる。
どっちにしろ、こんな映画を公開初日に見に行く自分の間抜けさが残念だった。
この映画がつまらなかった最大の原因は製作プロダクションのデジタル・ハリウッド・エンタテインメントという初めて聞いたようなところのとてつもないセンスの悪さにあった。もっとまともな製作会社であれば、面白くなりそうな素材はたくさんそろっていただけに、もったいない、という印象が残った。
ストーリーや登場人物のキャラクターは韓国版とはまったくといっていいほどに違うものになっていたので、こちらが原作のマンガ(読んだことがない)に近いのかも知れない。
とりあえず、中心人物の3人(山田優、山崎静代、中別府葵)はかわいかったので、よしとするしかない。
特に、初めて見たような気がした中別府葵(『16[jyu-roku]』に出ていたらしい)は美しくて、ちゃんと演技もできるので、今後の活躍に期待したい。
浅野ゆう子は銀髪のウィッグをつけていると、青山真治監督夫人のとよた真帆にそっくりだということに気づいたのが新発見だった。
ちょっと笑える場面があるにはあった、ような気がする。
公式サイト
幼い頃から容姿の不細工さのために「ブタゴリラ」と呼ばれて、いじめられつづけてきたカンナ(山田優)は、自殺を考えたりもしたが、思い切って全身美容整形によって生まれ変わる。
いじめを受けていた頃の回想シーンはクレイアニメみたいなもので描かれて、深刻にならないような工夫がなされていたが、そのアニメのシーンが平凡で退屈だったのが残念だった。
あこがれの浩介(永田彬/ RUN&GUN)のいるアパレル・メーカーに美貌を利用して強引に入社したカンナは、生まれながらのナチュラル美人、菜々子(中別府葵)に浩介をめぐってライバル意識を燃え上がらせる。
しかし、菜々子は浩介のことを単なる職場の同僚としか考えていなかった。
いろいろあって、カンナと菜々子は仲良しになる。
カンナの過去の姿を知るカバコ(山崎静代)が出現し、カンナはおびえるが、カバコはカンナが「ブタゴリラ」の変身した姿だということには気づかなかった。
デザイナーとしての潜在能力を持っていたカバコは、カンナと菜々子とともに新規ブランドの企画を社長から任されることになる。
カンナに憎しみを抱く社内の彩花(佐藤仁美)たちは、カンナの過去を暴こうとたくらむ。新規ブランド「KANNA」は成功するのか、カンナの恋のゆくえはどういう結末をむかえるのか、という物語。
途中30分ほど眠っていたので、後半の展開には不明なところがあった。
エンディングは山田優の『MY ALL』という歌のようだった。
井上晃一監督。鈴木由美子原作。
3年前に韓国で映画化されたマンガの日本での映画化版。
韓国版は期待したほどの出来ではなく、大したものではなかったものの、それなりに面白かったので、こちらは韓国版の反省をふまえて、より面白くなっているのではないか、というかすかな期待があった。
結果的には、韓国バージョンの10分の1程度の面白さをかろうじて確保していた、という感じだった。
日本映画が韓国でリメイクされたり、逆に韓国映画が日本でリメイクされることがときどきあるが、ほとんどのケースで、日本映画バージョンは韓国映画バージョンより低いレベルになってしまっているので、技術力の差というより、スタッフの映画にかける熱意の差があらわれているのだろう、と思われる。
こういう作品を見ると、やっぱり日本映画を見ているひまがあったら、韓国映画を見ていたほうが有意義な時間が過ごせるのかも知れない、という気になってくる。
どっちにしろ、こんな映画を公開初日に見に行く自分の間抜けさが残念だった。
この映画がつまらなかった最大の原因は製作プロダクションのデジタル・ハリウッド・エンタテインメントという初めて聞いたようなところのとてつもないセンスの悪さにあった。もっとまともな製作会社であれば、面白くなりそうな素材はたくさんそろっていただけに、もったいない、という印象が残った。
ストーリーや登場人物のキャラクターは韓国版とはまったくといっていいほどに違うものになっていたので、こちらが原作のマンガ(読んだことがない)に近いのかも知れない。
とりあえず、中心人物の3人(山田優、山崎静代、中別府葵)はかわいかったので、よしとするしかない。
特に、初めて見たような気がした中別府葵(『16[jyu-roku]』に出ていたらしい)は美しくて、ちゃんと演技もできるので、今後の活躍に期待したい。
浅野ゆう子は銀髪のウィッグをつけていると、青山真治監督夫人のとよた真帆にそっくりだということに気づいたのが新発見だった。
ちょっと笑える場面があるにはあった、ような気がする。
公式サイト
幼い頃から容姿の不細工さのために「ブタゴリラ」と呼ばれて、いじめられつづけてきたカンナ(山田優)は、自殺を考えたりもしたが、思い切って全身美容整形によって生まれ変わる。
いじめを受けていた頃の回想シーンはクレイアニメみたいなもので描かれて、深刻にならないような工夫がなされていたが、そのアニメのシーンが平凡で退屈だったのが残念だった。
あこがれの浩介(永田彬/ RUN&GUN)のいるアパレル・メーカーに美貌を利用して強引に入社したカンナは、生まれながらのナチュラル美人、菜々子(中別府葵)に浩介をめぐってライバル意識を燃え上がらせる。
しかし、菜々子は浩介のことを単なる職場の同僚としか考えていなかった。
いろいろあって、カンナと菜々子は仲良しになる。
カンナの過去の姿を知るカバコ(山崎静代)が出現し、カンナはおびえるが、カバコはカンナが「ブタゴリラ」の変身した姿だということには気づかなかった。
デザイナーとしての潜在能力を持っていたカバコは、カンナと菜々子とともに新規ブランドの企画を社長から任されることになる。
カンナに憎しみを抱く社内の彩花(佐藤仁美)たちは、カンナの過去を暴こうとたくらむ。新規ブランド「KANNA」は成功するのか、カンナの恋のゆくえはどういう結末をむかえるのか、という物語。
途中30分ほど眠っていたので、後半の展開には不明なところがあった。
エンディングは山田優の『MY ALL』という歌のようだった。
