2008年。アメリカ。"INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL".
スティーヴン・スピルバーグ監督。
シリーズ第4作目というので、前の3作を見ておいた方が良いのだろうか、と思いつつ、(1作はどれかDVDで見たことがあった。
それも、黒沢清監督の大傑作、『ドッペルゲンガー』を見ていたら、インタビューかオーディオ・コメンタリーで、巨大な球が転がる場面は『インディ・ジョーンズ』だという話を聞いて、黒沢監督がまねしたがるほどに面白い映画なのか、と思って、見ただけで、あまり印象にはなかった。その後、黒沢監督の映画の趣味はホラー映画に偏向した悪趣味なものであることを知った。)
ストーリーはそれぞれ完結しているらしいので、まあいいか、と思って見てみた。
1番の目的はケイト・ブランシェットが悪役を演じていることにあった。
以前に、『アイム・ノット・ゼア』 を見たときに、本筋とは無関係に、男装の令嬢を演じるケイト・ブランシェットはさぞやカッコいいに違いない、それもできればクールな女スパイか女殺し屋の役だったら素晴らしいだろう、
と思ったりしていたところへ、スピルバーグ監督が、そのものズバリの配役でケイト・ブランシェットを起用していたことに大きな感動があった。
しかもヘアースタイルは、『パンドラの箱』(1929年)で魔性の女ルルを演じたときのルイーズ・ブルックスと同じにした黒髪のショートボブというこだわりように、やはり、スピルバーグは一種の天才かも知れない、ここまでやる映画監督はそう多くはいないだろう、と思った。(この程度しかできないのがスピルバーグだという意見もある。)
2番目の目的はスピルバーグ監督がお気に入りのシャイア・ラブーフが出演していることにあった。
この作品で、マーロン・ブランドの『乱暴者』(1953年)スタイルでバイクを乗り回す、いつの間にかちょっと男らしく成長したラブーフ君を見ることが出来た。
と、『インディ・ジョーンズ』シリーズには何の想いも持たないで見たが、めちゃくちゃに面白い、というほどではなかったものの、K・ブランシェットとS・ラブーフも出ていて、それぞれに見せ場があるし、見終わった後に何も残らない、ユーモアのある娯楽アクション映画としては最高の映画ではないだろうか、と思った。
ロズウェル秘密基地ネタから、スピルバーグ監督が神のように崇めるジョン・ウェインが撮影中に被爆したらしきネバダの核実験場ネタなど、小ネタもいろいろありそうで面白かった。
核実験のシーンでは『ヒルズ・ハブ・アイズ』を想い出した。
IMDb 公式サイト(日本)
マシンガンを乱射するケイト・ブランシェットのこういう姿が見たかった、という願いのはるかな上を行くキャラクターが作られていただけで、十分に素晴らしい映画だった。
動きも機敏でカッコいい。ケイト・ブランシェット主演の女殺し屋もののギャング映画が製作されるのは時間の問題のような予感がしてきた。
魔性の女ルルのときのルイーズ・ブルックス、スピルバーグも若い頃に、この女優に取りつかれていたのだろう。
『パンドラの箱』はDVDを買ったままに見ていなかったので、見てみようと思った。
ハーレー・ダヴィッドソンに乗って、さっそうと登場したシャイア・ラブーフ。ひ弱になったマーロン・ブランドっぽいところが面白いキャラクターになっていた。柄にもなく飛び出しナイフを振り回したりもする。
猿と一緒に木のつるを使って移動する場面には笑った。
『乱暴者』でのマーロン・ブランド。見たはずだがストーリーを全くおぼえていないので、大した映画ではなかったのかも知れない。が、もう1度見てみたくなった。
先行上映会のせいなのか、あるいはもともと1950年代調にしてあったのか、最近の映画にしては音響がしょぼかったのが気になった。重低音が腹に響く映画に慣れてしまったので、音が軽くて薄っぺらく聞こえた。
わざとそういう狙いなのかも知れない。ジョージ・ルーカスのILMがVFX担当にしては、明らかにミニチュアだとわかるセットなどが目立っていた。
スティーヴン・スピルバーグ監督。
シリーズ第4作目というので、前の3作を見ておいた方が良いのだろうか、と思いつつ、(1作はどれかDVDで見たことがあった。
それも、黒沢清監督の大傑作、『ドッペルゲンガー』を見ていたら、インタビューかオーディオ・コメンタリーで、巨大な球が転がる場面は『インディ・ジョーンズ』だという話を聞いて、黒沢監督がまねしたがるほどに面白い映画なのか、と思って、見ただけで、あまり印象にはなかった。その後、黒沢監督の映画の趣味はホラー映画に偏向した悪趣味なものであることを知った。)
ストーリーはそれぞれ完結しているらしいので、まあいいか、と思って見てみた。
1番の目的はケイト・ブランシェットが悪役を演じていることにあった。
以前に、『アイム・ノット・ゼア』 を見たときに、本筋とは無関係に、男装の令嬢を演じるケイト・ブランシェットはさぞやカッコいいに違いない、それもできればクールな女スパイか女殺し屋の役だったら素晴らしいだろう、
と思ったりしていたところへ、スピルバーグ監督が、そのものズバリの配役でケイト・ブランシェットを起用していたことに大きな感動があった。
しかもヘアースタイルは、『パンドラの箱』(1929年)で魔性の女ルルを演じたときのルイーズ・ブルックスと同じにした黒髪のショートボブというこだわりように、やはり、スピルバーグは一種の天才かも知れない、ここまでやる映画監督はそう多くはいないだろう、と思った。(この程度しかできないのがスピルバーグだという意見もある。)
2番目の目的はスピルバーグ監督がお気に入りのシャイア・ラブーフが出演していることにあった。
この作品で、マーロン・ブランドの『乱暴者』(1953年)スタイルでバイクを乗り回す、いつの間にかちょっと男らしく成長したラブーフ君を見ることが出来た。
と、『インディ・ジョーンズ』シリーズには何の想いも持たないで見たが、めちゃくちゃに面白い、というほどではなかったものの、K・ブランシェットとS・ラブーフも出ていて、それぞれに見せ場があるし、見終わった後に何も残らない、ユーモアのある娯楽アクション映画としては最高の映画ではないだろうか、と思った。
ロズウェル秘密基地ネタから、スピルバーグ監督が神のように崇めるジョン・ウェインが撮影中に被爆したらしきネバダの核実験場ネタなど、小ネタもいろいろありそうで面白かった。
核実験のシーンでは『ヒルズ・ハブ・アイズ』を想い出した。
IMDb 公式サイト(日本)
マシンガンを乱射するケイト・ブランシェットのこういう姿が見たかった、という願いのはるかな上を行くキャラクターが作られていただけで、十分に素晴らしい映画だった。
動きも機敏でカッコいい。ケイト・ブランシェット主演の女殺し屋もののギャング映画が製作されるのは時間の問題のような予感がしてきた。
魔性の女ルルのときのルイーズ・ブルックス、スピルバーグも若い頃に、この女優に取りつかれていたのだろう。
『パンドラの箱』はDVDを買ったままに見ていなかったので、見てみようと思った。
ハーレー・ダヴィッドソンに乗って、さっそうと登場したシャイア・ラブーフ。ひ弱になったマーロン・ブランドっぽいところが面白いキャラクターになっていた。柄にもなく飛び出しナイフを振り回したりもする。
猿と一緒に木のつるを使って移動する場面には笑った。
『乱暴者』でのマーロン・ブランド。見たはずだがストーリーを全くおぼえていないので、大した映画ではなかったのかも知れない。が、もう1度見てみたくなった。
先行上映会のせいなのか、あるいはもともと1950年代調にしてあったのか、最近の映画にしては音響がしょぼかったのが気になった。重低音が腹に響く映画に慣れてしまったので、音が軽くて薄っぺらく聞こえた。
わざとそういう狙いなのかも知れない。ジョージ・ルーカスのILMがVFX担当にしては、明らかにミニチュアだとわかるセットなどが目立っていた。
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