砂と霧の家 | にゃ~・しねま・ぱらだいす

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ドコにもダレにも媚を売らずに、劇場・DVDなどで鑑賞した映画の勝手な私評を。

ジェネオン エンタテインメント
砂と霧の家 特別版

【原題】HOUSE OF SAND AND FOG
【監督】ヴァディム・パールマン
【主演】ジェニファー・コネリー、ベン・キングズレー

たぶん、いや間違いなくジェニファー・コネリー
目当てのヤツしか見ない1本。それが他ならぬ
自分であることは言うまでもなく(恥)

父の唯一の遺産であった海辺の家を、税滞納で立ち退き、
競売にかけられてしまった男に逃げられた女。
その家を購入し転売することによって利益を得ようとする
男。故郷イランを追われ、流浪となった家族・家を守るために
男は女の悲痛の叫びに耳を貸そうとしないが…。

両オスカー俳優の競演とサスペンス仕立てがウリだが、
盛り上がりに欠けパンチ不足の印象。
宗教や人種差別問題も絡み、全体的に重いトーンのまま
最後までズドーン。

肝心のジェニファー嬢も往年の輝きはなく、持ち前の
清楚感もドコへやら。役柄の所為もあるが、すさんだ感は否めず。


【評価】
★☆☆☆☆