今週のカンブリア宮殿、見ごたえがありました。
中小のメーカーが戦っていくための戦術がたくさん詰まっていたように思います。
特集されたのは、百貨店などで1万円以上する高級な『魔法のフライパン』を作っている
錦見鋳造(株)
印象に残った部分は以下
・下請けとして取引先から大幅な値引きを要請され、断るなら代わりはいると言われ、
脱下請けに舵を切ることを決意、オリジナルの商品を開発する
・ちょっとした失敗、炭素の量を変えたことで、魔法のフライパンが完成
・奥さんが実演販売員として店頭に立つ
・魔法のフライパンで作ったレシピを奥さんがブログで紹介
・社長自らが鋳造、生産力の増強と、社長がいなくても製品を安定的に供給するため
鋳造の機械を製作(しかし、まだうまくいっていない)
鋳造の技術が欲しいため、買収を行う大手メーカーがあるくらい、
鋳造って難しいし、鋳造技術は特殊なんですよね。
工場がかなりアナログで、鉄を人の手で流し込んでいる姿はグッとくるものがあります。