何時ぞやに調達した無限のホイール。
悲しい事に先代のN-ONEには干渉して
しまって装着不可だったんですが、
現行のN-ONEにはきちんと装着出来ました。
いやぁ、無駄にならずに済んで良かった!
おぉ!いいねぇ!!
立体的なデザインが足元を引き立てます。
無限
良い響きだよなぁ、、、
我がレーシングチームのお荷物兼、迷惑担当
の390ことサクマが競技引退を示唆してきました。
一見聞こえが悪そうな書き出しで恐縮ですが、
私的に変人が好きなので、競技中のこいつは
何度も〇ろしてやる!と脳内では常に血塗れ
にしていましたが、普段の間抜けブリは本当
に面白くて愛すべき男なんです。しかし何の
前触れも無く、突然前述した面倒臭い事を
言ってきました。
なんだか訳の判らぬ言い訳をぼにょぼにょ
言ってるんですが、聴いておられず全然頭に
入って来ません(笑)
流れで車を処分する事になり、パーツを
外す手伝いをしに行く道中にサクマから
電話です。しかも結構な早朝・・・
「あの~すいません、サクマです。
すいません・・・すいません・・・
あの~すいません、、、今日どうしても
作業をする事が出来なくなってしまいました。
あっ、すいません・・・
と言うのもですね、バッテリーが上がって
エンジンが掛からず、買ったバッテリーも
端子の向きが左右逆で付かなくて、車を
作業場迄移動が出来ないんですよ。
すいません・・・
なので、作業日を変更するかどうするか?
すいません・・・」
「お前ブースターケーブルすら無いの?
繋げば掛かるだろう???」
「あ、そうか!すぐ探します!」
ブチっ!ツーツーツー
ちなみに青字がサクマで赤字が私です。
当然ケーブルなど無いと察し、半分以上来た
道中を引き返して家にジャンプスターターと
ブースターケーブル、ポータブル電源を取り
に戻ると再度電話です。
「あ、すいませんサクマです。無いです!」
「その台詞予想してたんでもう用意したよ」
「あ、すいません、本当にすいません。」
ブチっ!ツーツーツー
暫くするとまたすぐに電話が掛かってきて、
「あ、すいませんサクマです。実に申し上げ
難いんですが、手持ちのジャッキが1.5t用で
高さが足りないと思うので、折角リジットの
ジャッキを持って来て貰っても届かないかと・・・
あ、すいません・・・
あの~すいません・・・」
「ジャッキの皿にジャンプ2,3冊挟めよ!」
「あの~すいません、ジャンプってなんスカ?
あっ、すいません、すいません、すいません」
「お宅マンションの資源ゴミから抜くか、
コンビニで買って来いよ!」
「あの~ジャンプって何のジャンプですか?
あっ、すいません!」
「お前、少年ジャンプ知らないの!?」
「あっ!すいません、ジャンプ買った事無いです!」
「もういいよ、何か厚みの有る物探しとけよ」
「あっすいません、判りました!!」
ブチっ!ツーツーツー
暫くして、サクマの駐車場に着いてジャンプ
スターター繋ぐと、ハザードが点滅・・・
この野郎はハザードを切り忘れバッテリーを
完全に上げた事が判明しました。何という
初歩的なミスで私を巻き込むんでしょうか(涙)
電源が回復して大喜びのサクマは、鍵の
解除をせずにスターターを回そうとし、
町内中に盛大に盗難防止用クラクションが
ぷーっ!ぷーっ!ぷーっ!ぷーっ!ぷーっ!
と鳴り響き半動転しながらエンジン掛けて
解除し何とか動かせるようにしました。
その後、サクマが契約しているストレージに
移動し、そこの空きスペースで作業を開始。
その間に親切な私を充電をしてあげましたが
”ありがとう”の一言も貰えず、サクマは車の
下に潜り始めます。
当然、少年ジャンプは調達しておらず、
また恐怖の”無い無い病”が再発したので、
その辺に落ちてる丁度良い石でも挟めと
教えてやり、何とか馬足に車を乗せる事が
出来ました。
と、ここ迄作業開始予定時刻から2時間・・・
ようやく本格作業開始と言っても本日最大
の面倒メニューはマフラー交換で、これが
異常に面倒臭くて、サクマはいつも他人に
頼ってやって貰っているのでこの作業の
困難さが判っておりません。
なが~い1本物なので、知恵の輪の様に
車体の下を潜らせ、リアのホーシングの
上で1回転捻って装着するんですが、相当
なパワープレイに負けない心が必要です。
潜って数分も経つと・・・
「駄目だ無理だ!」
「やれ、出来る」
「あぁ~引っ掛かってる、出来ない無理だ!」
「なんとかなる、やれ」
「こうなったらお金払って業者に頼みましょう!」
「一回抜いたんだから入れらるはず、やれ」
「あぁ~引っ掛かる無理だ!!」
「良く見ろ、車をもうちょい上げれば良いのでは?」
「あっ、そうか!上げてみます!」
あーっ!無理だ、これ以上ジャッキが上がらない!」
「もっとデカい石拾ってこいよ」
「そんなの無いです」
「俺には見えてるんだけど、あれじゃ駄目なの?」
「あっ、あった!取って来ます!!」
延々このやり取り、かなり正確に書いてます。
で、結局はなんとか交換完了し、次の作業
に移ろうとした矢先、、、
「やっぱりパーツは外さずに時間が出来れば
レースには出たいです!」
「えっ?・・・・」
「なのでパーツは全部買い取ります!」
「マジかお前・・・」
「折角ここ迄作ったんで勿体ないですよね!」
サクマよ永遠なれ!