レポゼッションメン〜ブレードランナーに最も近づいた傑作SF〜 | 大分のご当地アイドルSPATIO/オフィシャルブログ

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公開時見逃していたSF映画「レポゼッションメン」をDVD鑑賞。
            
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『マッチスティック・メン』の原作者でもあるベストセラー作家、エリック・ガルシアによる原作をジュード・ロウ主演で映画化したSFサスペンス。
共演には『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィッテカー、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のリーヴ・シュレイバー、『ブラインドネス』のアリシー・ブラガら実力派がそろう。

ストーリーは、
人工臓器により長寿が可能になった近未来。
人工臓器販売会社「ユニオン」は、高額ローンを組ませ、返済が滞るとレポ・メンと呼ばれる臓器回収人が強制的に人工臓器を取り立てていた。
人工臓器の取り立てイコール死を意味した、まさに死神のような回収人達。
レミー(ジュード・ロウ)は腕利きのレポ・メンとして恐れられていたが、回収中のある事故によって人工心臓を埋め込まれてしまう。
多額の借金を背負い追われる身になった彼は、返済が滞り、自分が回収人に追われる立場になる。
そんな時、10個もの人工臓器を持つ謎の女性債務者ベス(アリシー・ブラガ)と出会う。
必死の逃亡を図る2人。
果たして2人は逃げ切れるのか?

自らの臓器を回収し、命からがら逃げ延びたかに見えた2人だったが・・・

これは予想通り、とても面白かった。
ストーリー展開、どんでん返しは文句無しだし、未来都市の美術が「ブレードランナー」以降、最も「ブレードランナー」に近づいた(超えてはいないが)と言ってもいい。
レプリカントと臓器を埋め込まれた人間の悲哀もどこかダブる。

メスで切り裂き、臓器を回収するシーンで軽快な音楽が流れるところは「時計じかけのオレンジ」を思わせるし、臓器製造工場の真っ白な空間と真っ白な作業着は「2001年宇宙の旅」を思わせる。
SF映画はやはり「未来アート」でなければならない。
その点で、この映画はかなり出来のいい「SFアート映画」に仕上がっていると思う。
「ブレードランナー」ほど深遠なテーマなわけではないところが惜しいが、人工臓器ビジネスの怖さは充分リアリティもある。

SF映画好きな方には特におススメの映画だ。