「グエムル」でたった一匹のモンスターを捕まえられずイライラしたとお嘆きの貴兄に【ST】 | おうこうのシネマホリック

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こんにちは、おうこうです

 

まずは関連動画のリンクを貼らせて頂きます

 

 

 
皆様!
 
ワタクシ昨年、韓国映画の「グエムル漢江の怪物」を初めて鑑賞したんです
 
米国が川(漢江=ハンガン)に流出させた有毒な化学物質が原因で恐ろしい怪物が生まれ、民衆に襲いかかると言うアレですね
 
…ん〜、何かですね、この映画、引っ掛かるんですが
 
韓国には米軍もいます、勿論韓国軍や警察もいますね
 
何で捕まらんの???
 
1匹のモンスターに翻弄され、火力はもはや無力ww
 
もぉ〜イライラするわっ!!ってなった人、いらっしゃると思うんです
 
そんな時にワタクシが渇望致しましたのはこの作品です
スターシップ・トゥルーパーズ(日本公開1998年 ポール・バーホーベン監督作品)
 
【あらすじ】
 
民主主義が崩壊し、全体主義によって支配された未来の地球。軍隊に属することによって市民権を得られることから、高校を卒業後に志願入隊したリコ(キャスパー・ヴァン・ディーン)。彼は訓練ののちに地球人入植のために訪れた星で恐ろしいバグス(虫の怪物ですね)と対峙する事となる
 
公開当時、色々と賛否があったらしいんですけどね
 
全体主義社会と言う事でナチス賛美だとか、バグスと対峙する兵隊たちの殺され方がかなり残虐であったり(R指定なので)…そして完全に男女平等の社会なので兵隊たちがシャワールームで男女入り混じってシャワーを浴びていたりなどなど
 
個人的には入隊募集の動画で子供が虫を踏みつぶし、それを見た親が絶賛するみたいな描写は確かにうすら寒いものを感じました(^^;)
 
ただ、前述の「グエムル」を見て感じたストレスを解消するには十分でした(笑)
 
バグスさんチームにも色々おりまして、便所コオロギのような形をし本能のままに襲い掛かるものもいれば、空を飛ぶもの、知能が高いもの、ボスキャラなど、それぞれの特性に苦戦をし、解決策を見出し…と言った形で単に同じバグスを倒すだけにとどまらない構成にはなっておりました
 
私が気になったのは、主人公のリコ達が地球連邦軍(どこかで聞いた気が…)に入隊し訓練を積み一人前の兵隊になるまでの前半のパート、そして地球人の入植地を探して他の惑星に進軍する後半のパート
 
ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが何かスタンリー・キューブリック監督作品「フルメタル・ジャケット」を思い出してしまいましたね
 
バーホーベン監督がどこまでを意図して撮影したかは分かり兼ねますけどね…
 
ただ彼特有の前衛的な雰囲気はひしひしと伝わってきました
 
オチに異論もあるとは思うんですけど、そこはあまり責められるようなものではないでしょう(言えないけど…)
 
よろしければ皆様もご覧下さいませ(劇場公開時に年齢制限のあった作品なのでそこはご注意くださいませ)
 
【評価】
 
劇場公開→臨場感が必要な作品だと思うので見るべきとは思いますが描写の過激さで敬遠されるかも、1,800円×0.5=900円
 
ソフト→まぁ、旧作レンタルレベルですね(^^;)100円
 
パンフレット→色んな見方も出来、監督の政策意図なども知りたい所なので買ってもいいかも!600円
 
1,600円!!
 
割といい金額(^^;)
 
はい、本日はこの辺で!