今日はミシェル・ファイファーの66歳の誕生日です。それを記念して彼女の作品を紹介します。


Michelle Pfeiffer

  • 1958年4月29日カリフォルニア州サンタ・アナ生まれ。
  • ビジネスマンの父親の下に育つ。
  • ビバリーヒルズ・プレイハウスで演劇を学ぶ。
  • 高校卒業後、女優を目指しミス・オレンジ・カウンティー・コンテストで優勝。
  • その時、スカウトの目に留まり、TVシリーズ『白バイ野郎ジョン&パンチ』などに出演。
  • 1980年 『マンハッタン・ラプソディー』にて映画デビューを果たす。
  • 1988年 『危険な関係』で、アカデミー賞助演女優賞にノミネート。
  • 1989年 『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』にて、アカデミー主演女優賞にノミネート。
  • 1992年 『バットマン リターンズ』でキャット・ウーマンを演じた。

『レディホーク』(1985)
監督 リチャード・ドナー
共演 マシュー・ブロデリック、ルドガー・ハウアー
撮影 ヴィットリオ・ストラーロ

【あらすじ】
大聖堂の牢獄から脱走したコソ泥フィリップは、司教の手下に追われているところを、鷹を従えた騎士ナバールに救われる。
フィリップがナバールと共に森の中に泊まったところ、夜になるとナバールが姿を消し、代わりに狼を連れた美女イザボーが現れた。
翌日、再び姿を見せたナバールと旅を続けるが、司教の追っ手の襲撃を受けて鷹が傷を負ってしまう。
鷹の治療のため近所に住む神父を訪ねたフィリップは、驚きの事実を知らされる

 

ミシェル・ファイファーの27歳の出世作となります。

アメリカ映画であるにもかかわらず、中世のヨーロッパの英雄譚を扱っております。
そこで、ミシェル・ファイファーは鷹に姿を替えた女として登場します。

ミシェル・ファイファーは、ショートカットに近い髪で、輝かしいブロンドヘアを、アップにセットしています。
それは、鷹などの猛禽類のイメージを想起させます。

奇しくも、3歳若いナスターシャ・キンスキーが『キャットピープル』(1982)で黒豹の変わり身として登場したことと似ています。
(いずれもアメリカ映画です。)


ミシェル・ファイファーより少し前の世代、イザベル・アジャーニ(1955年生まれ)、キャロル・ブーケ(1957年生まれ)が、まだクラシックな女優の魅力を残していたのに対して、ミシェル・ファイファー以降は古典的な美女は、もう自分たちには無理であるという認識があるかのようです。

そうしたときに「美しき野獣」というイメージへと寄せていったのかもしれません。

 


















なお、この映画で実はきわめて重要なのは、撮影監督がヴィットリオ・ストラーロだということです。
1960年代末からのベルトルッチの偉大な作品群を撮りあげたイタリアの巨匠が、この時期はアメリカに招かれているのです。
他に、コッポラの『地獄の黙示録』(1979)や『ワン・フロム・ザ・ハート』(1982)など。

1970年代~80年代のアメリカ映画を支えたのは、ヴィットリオ・ストラーロやネストール・アルメンドロスのようなヨーロッパの撮影監督たちであり、彼らが、ミシェル・ファイファー、ナスターシャ・キンスキー、メリル・ストリープなどの女優を見事に撮っているのです。

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