4月10日は、デルフィーヌ・セイリグの生誕92周年でした。
(1932年4月10日生誕 - 1990年10年15日死没)
それを記念して、彼女の作品を紹介しています。

 

『ロバと王女』(1970)
監督 ジャック・ドゥミ
共演 カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・ペラン、ジャン・マレー
吹き替え アン・ジェルマン 
音楽 ミシェル・ルグラン
原作 シャルル・ペロー
撮影 ギスラン・クロケ
美術 ジャック・デュギー

【あらすじ】
病床の王妃は夫である王に、再婚するなら自分より美しい女性を選ぶように言い残してこの世を去った。
世継ぎを望む王が求婚したのは、なんと実の娘である王女だった。
困った王女はリラの妖精に相談し、結婚の条件として様々な無理難題を王に突きつける。
しかし王はすべてを受け入れ、財宝を生むロバすらも殺して皮を王女に与えてしまう。
王女はロバの皮をまとって王宮を抜け出し、森の小屋で下女として働き始めるが……


デルフィーヌ・セイリグのフィルモグラフィの中でひときわ異様なのが、こちらの作品です。

『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』に続く、ドヌーヴとジャック・ドゥミのコンビ3作目ということもあり、有名な作品でもあります。

この「映画史上最も華麗で荒唐無稽なファンタジー」については、別の場所で論じましたので、今回は割愛します。

今回は写真だけといたします。

 












 

ドゥミーの『ロバと王女』のお伽噺の世界も、その徹底した逃避ぶりにはどこかただならぬ気配が感じられて、ジャン・コクトーをどこまで超えうるかにいっさいを賭けているかにみえるその態度は、いわば映画という文明の一領域で、映像の考古学とも呼ぶべき作業に専念する者の、せっばつまった姿勢のあらわれのように思われるのだ。
(蓮實重彦)

 

#映画好きな人と繋がりたい
#洋画好きな人と繋がりたい
#女優好きな人と繋がりたい 
#女優さん好きな人と繋がりたい
#女優好きさんと繋がりたい
#女優志願
#女優志望 
#エレガンス
#フランス女優
#デルフィーヌセイリグ
#デルフィーヌセーリグ

#DelphineSeyrig
#JeanneDielman
#cinemaclassic 
#classicmovies 
#vintagemovie
#actress
#elegance
#actrice

 

#ジャックドゥミ

#ミシェルルグラン

#おとぎ話
#JacquesDemy

#michellegrand

#fairytale