3月8日のシド・チャリシーの生誕102周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。

 

『雨に唄えば』(1952)
製作 アーサー・フリード
監督 ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン
共演 ジーン・ケリー、デビー・レイノルズ、ドナルド・オコナー
撮影 ハロルド・ロッソン

【あらすじ】
ハリウッドの人気スター、ドンとリーナは10本以上の作品で共演する名コンビ。
世間も彼らの結婚は間近だと噂している。
そんなある夜、ドンはコーラスガールのキャシーと知り合い忽ち恋に落ちる。
やがてドンとリーナの新作の撮影が始まるが、時代はサイレント映画からトーキーへと転換期を迎える。
彼らの作品も途中トーキーに変更。
ミュージカル化され、なんとリーナの吹き替えをキャシーが務めることになり…

 

『雨に唄えば』の後半部に添えられた、ジーン・ケリーがメインとなった「ブロードウェイ・メロディ」に、短いながら、シド・チャリシーは登場して、その妖しい踊りで鮮烈なイメージを残します。


ジーン・ケリーが落とした帽子を拾い上げる脚から、シド・チャリシーは登場します。
その柔らかみのあるたくましい脚。


シド・チャリシーは、ルイーズ・ブルックスのようなブルネットのボブヘアに、緑のスパンコールのチャールストンドレスにハイヒール、そしてシガレットホルダーで煙草を吸い、煙を吐き出しながら登場します。

そこからのジーン・ケリーとのダンスについては、語る言葉は見つからないのですが、その肉感的な体つきがドレス越しに感じられます。

とりわけ、腰を落としたときに剥き出しになる太ももは、妖しい艶やかさと曲線美を見せてくれます。
その太腿で、ジーン・ケリーの眼鏡をこするのは、性についての隠喩となっています。
































明るく楽しいハリウッドミュージカルの典型のような『雨に唄えば』に、このような破滅させる女(ファム・ファタール)のイメージが入っていることは、驚きです。
前半に出演する女優が、デビー・レイノルズやジーン・ヘイゲンであるから、対極的です。

 

彫像のような美しさという表現が彼女の均整のとれた完璧な肉体に冠せられたが、しかし筋肉質というよりは肉が美しくしまっていて(バレリーナにありがちなふてぶてしい脚や腿のかたさではなく)、やわらかみを失うことなくたくましい彼女の体つきには石像のようなつめたい感じはなく、何よりもまずダイナミックに踊るイメージが鮮烈なので、じっと黙りこくって動かない肉体というものは考えられないくらいだ。
(山田宏一)

 

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