2月12日は、李香蘭/山口淑子の生誕104周年でした。
それを記念して彼女の作品を紹介します。


李香蘭/山口淑子

1920年2月12日 - 2014年9月7日
満州・奉天生まれ

  • 女学校時代にその美貌と北京語が認められ、1938年に李香蘭としてデビュー。
  • 映画『白蘭の歌』『支那の夜』などに出演し、日本でも爆発的なヒットとなった。
  • また、歌手としても「夜来香」「何日君再来」、「紅い睡蓮」などをヒットさせた。
  • 1946年に帰国し、山口淑子と改めて『わが生涯の輝ける日』『暁の脱走』などの映画に主演。
  • 1948年にはレコード界にも復帰し、日本語詩による「夜来香」をヒットさせる。
  • アメリカにも進出し、シャーリーヤマグチとしてハリウッド映画に出演した。
  • イサムノグチと結婚。
  • その後、1969年にはワイド・ショーのホスト役として芸能界にカムバック。
  • 1974年には自民党から参議院議員選挙に出馬し初当選。
 

『醜聞〈スキャンダル〉』(1950)
監督  黒澤明
撮影 生方敏夫
共演 三船敏郎、志村喬、桂木洋子

【あらすじ】
新進画家の青江一郎と、人気声楽家の西條美也子。
2人がたまたま同じ宿屋にいたところを撮られた写真が、ありもしないラブロマンス記事とともに掲載された。
一郎は怒りにまかせて雑誌社社長堀を殴りつけ、話題となり雑誌の売れ行きはうなぎのぼりに。
雑誌社に対し訴訟を起こすことにした一郎は蛭田乙吉に弁護を依頼するが、病身の娘を抱えた蛭田は被告の堀に買収されてしまう。
美也子も訴えを取り下げてほしいと一郎に頼むのだったが…



三船敏郎と志村喬との関係性が中心のため、山口淑子は主演女優というよりも、助演に近いかもしれません。

そもそも黒澤明の映画全般で、女優が主演だったことは一度もないように思います。
例外は、女子挺身隊を扱った『一番美しく』や原節子主演の『わが青春に悔なし』くらいでしょうか。
同年の『羅生門』の京マチ子は忘れがたいですが、それでも三船と森雅之が中心的な存在です。

そんな男性中心の黒澤明の世界で、山口淑子は人気声楽家の役で、西洋風の美人として登場します。

今日は写真だけとなります。

















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