1月5日は、ダイアン・キートンの生誕78周年でした。
それを記念して彼女の作品を作品を紹介します。

 

ダイアン・キートン/Diane Keaton
1946年1月5日 ロサンジェルス生まれ

  • 学生の頃から演劇に熱中し、NYのネバーフット・プレイハウスで演技を学ぶ。
  • 1969年『ヘアー』のブロードウェイ公演に主役としてデビュー。
  • 1970年『ふたりの誓い』で映画デビュー。
  • 1972年『ゴットファーザー』でマイケルの妻役を演じて注目されるように。
  • その後ウディ・アレンとは公私に渡るパートナーとして彼の作品に出演。
  • 1987年には『ダイアン・キートンのウェルカム・トゥ・ヘヴン』で監督業にも進出。
  • 写真家としても2冊の写真集を出版している。

 

『アニー・ホール』(1977)
監督・脚本・共演  ウディ・アレン
撮影 ゴードン・ウィリス

【あらすじ】
うだつの上がらないスタンダップ・コメディアン、アルビーは、知り合った美女アニーと意気投合して同棲生活を始めるが、うまくいくのは最初だけ。
次第に相手のイヤなところが気になり出した二人の間には見えない溝ができ上がっていた。
そしてアニーの前に現れた人気歌手のカリフォルニアへの誘いが二人の仲にピリオドを打つ決定的なものとなった……

 

ダイアンがアカデミー賞主演女優賞を獲得した、ウディ・アレン作品です。
ダイアンのウディ・アレンの出演作品としては、『ボギー!俺も男だ』(1972)の次の作品となります。


1970年代のアメリカ映画を、悲惨さから救ったのは、ゴードン・ウィリスや、ロバート・サーティースと言った撮影監督たちです。
また、ヨーロッパから来た撮影監督(ネストール・アルメンドロス、ヴィットリオ・ストラーロなど)も大変な貢献をしています。

東海岸派のゴードン・ウィリスは、某マフィア映画をはじめ、あまりにも革新的だったため、アカデミー賞最優秀撮影賞とは無縁でしたが、彼らのような優秀な撮影監督がいなければ、1970年代~80年代のアメリカ映画は観れたものではなく、ヨーロッパ映画に圧倒されていたことでしょう。


そのゴードン・ウィリスが救ったのも、ウディ・アレンの映画群です

ウディ・アレンのミューズであるダイアン・キートンは、決して美女ではありません。
ウディ・アレンの相手役としては十分ではありますが、同世代のカトリーヌ・ドヌーヴやシャーロット・ランプリングやファニー・アルダンと比べるとそれは明らかです。

この『アニー・ホール』では、歌手志望という設定ですが、歌も上手なわけではありません。


しかし、そんなダイアン・キートンも、ゴードン・ウィリスの撮影により、彼女の良さが画面に定着されます。

白/黒/ベージュを基調とし、ゴードン・ウィリスは、クロースアップやズームを排除し、古典的なミディアムショットで彼女のユニークさを切り取ります。

ニューヨーカーとして都会的な佇まい。
優雅な微笑みと、軽やかな身のこなし。(クールビューティの真逆)
ときにパンツルック、ときにサングラス、ときに男装のような衣裳。
都会の少し殺伐とした空気や、室内の柔らかい照明と翳りを受け止める存在感。

一瞬キャサリン・ヘップバーンの再来かと勘違いしてしまうようなハンサムウーマンが、40年ぶりに1970年代のニューヨークに登場したのです。

 































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