5月14日のリタ・ヘイワースの没後37周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。
(1918年10月17日 生誕- 1987年5月14日死没)

 

『踊る結婚式』(1941) Columbia
監督 シドニー・ランフィールド
共演 フレッド・アステア
撮影 フィリップ・タニュラ

【あらすじ】
マーティンは妻にコーラス・ガールのシーラに豪華な腕輪を贈った事を知られ、慌てた彼は部下のロバートに頼まれたと嘘を付く。
嘘を取り繕うためロバートはシーラと仲が良いふりをするが、そのことに気付いたシーラに詰め寄られ窮地に立たされてしまう。
運良く徴兵されたロバートは逃れるように軍に入隊するが・・・。

 


リタ・ヘイワースは、ダンサーの家に生まれたこともあり、ダンスでも定評があります。
デビュー直後は「リタ・キャンシノ」という芸名で、エキゾチックなダンスを披露しています。

 

リタとアステアと共演作は、この作品と『晴れて今宵は』とがあります。
アステアは、ラテン・ダンサーだったリタの父親とは友人同士だったようです。
アステアは、リタについていくのに息が上がるほどだったと発言しています。


(なお、リタは、ジーン・ケリーとも共演しています。『カバーガール』)


それにしても、なんというハッピーな映画でしょうか。

この作品の多幸感は、ハリウッド映画の絶頂期である1940年前後ならではです。

1939年から1941年は、ハリウッドでは傑作中の傑作が、年に何本も撮られていました。

  • 1939年:『風と共に去りぬ』、『邂逅』、『ニノチカ』、『コンドル』、『女性たち』、『青髭八人目の妻』
  • 1940年:『哀愁』、『ヒズ・ガール・フライデー』、『フィラデルフィア物語』、『街角』、『レベッカ』
  • 1941年:『淑女イヴ』、『教授と美女』、『サリヴァンの旅』、『断崖』、『いちごブロンド』、『偽りの花園』

(なお、1940年にバーグマンがスウェーデンから渡米し、1941年にガルボが引退するのは、正に絶頂期を象徴する出来事です)

なんと豊饒な時代でしょうか。
(これに匹敵するのは、英米のポップミュージックの黄金期の1960年代くらいでしょう)


そんな豊饒な時代に、新世代のスターとして登場したリタが、1930年代のスターのアステアと撮った作品がこちらの作品ですが、アステアの成熟や、リタの艶やかさもさることながら、群舞のダンスのバリエーションも素晴らしいです。

とりわけ、「踊る結婚式」という邦題通りの 荒唐無稽なハッピーエンドの脚本は、真に素晴らしく、観る人を幸福にさせます。
(なお、原題は”YOU'LL NEVER GET RICH")



























 

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