本日9月30日は、マリオン・コティヤールの生誕48周年です。
(1975年9月30日パリ生まれ)
それを記念して、彼女の作品を紹介します。
日本では、先日最新作『私の大嫌いな弟へ』が公開されました。


マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)

  • 1975年9月30日パリ生まれ
  • 舞台俳優である両親の影響を受けて子供の頃から舞台に立ち、オルレアンの演劇学校を首席で卒業。
  • 米TVシリーズ『暗黒の戦士ハイランダー』のゲスト出演や『そして僕は恋をする』の端役を経て、リュック・ベッソン製作の『TAXi』シリーズで知名度を上げる。
  • 2003年『ビッグ・フィッシュ』でハリウッドデビュー。
  • 2004年『ロング・エンゲージメント』でセザール賞助演女優賞を獲得。
  • 2007年『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でセザール賞主演女優賞と、アカデミー賞主演女優賞を受賞。
  • 環境問題に熱心なことでも知られ、環境保護団体グリーンピースのメンバーでもある。
  • 2020年 シャネルNo.5の新たなミューズに選ばれる。

 

『銀幕のメモワール』(2001)
監督 ピエール・グランブラ 
共演 ブノワ・マジメル、ジャンヌ・モロー、サガモア・ステヴナン
撮影 ウォルター・ヴァン・デン・エンデ

【あらすじ】
25歳の映画監督サムは、第2次世界大戦前に活躍して今では消息不明の銀幕スター、シルヴァンの生涯をドキュメンタリーとして制作するため、彼の過去を調べ始めた。
そして古い写真の中にリザという女性の名を見つけ、彼女のもとを訪れる。
リザは徐々に回想し語り始める。
それは、彼女の生涯一度の大恋愛、第2次大戦によってその運命を引き裂かれ、彼女の人生を変えてしまうことになるシルヴァンとのあまりにも悲しい恋の物語だった…

 

マリオン・コティヤールは、ジュリエット・ビノシュ(1964年生まれ)につぐ、次世代の女優です。
シャルロット・ゲインズブール(1971年生まれ)、オドレイ・トトゥ(1976年生まれ)より一段上の「格」を感じさせます。
恐らく、その次は、レア・セドゥ(1985年)となりましょうか。


そうした「格」は、彼女のフィルモグラフィからも明らかです。

デビュー直後の『クロエ~無垢な娼婦~』(1996)では、テレビ映画と言えど、アンナ・カリーナと二人で主役を務めています。
そして、この『銀幕のメモワール』(2001)では、リザという名の主人公の若い姿と老いた姿とを、ジャンヌ・モローともに演じているのです。(同じシーンに出るのは1シーンだけあります)

アンナ・カリーナとジャンヌ・モロー。
フランス戦後映画史に欠かせない二人の大女優との共演は、マリオン・コティヤールの「格」の違いを示しています。
じっさい、その大きな瞳は、ジャンヌ・モローの再来かと思う瞬間があります。



























この作品の前半での、マリオン・コティヤールとサガモア・ステヴナンとの若き恋は、美しく切ない姿を見せています。

 

マリオン・コティヤールは、喘息であまり活発に動けないという設定ながらも、二人でアステア&ロジャースの真似をしてみせるシーンには、瑞々しさが溢れています。
その丸い顔は、実はサイレント映画やハリウッドクラシックに相応しいかもしれません。


マリオン・コティヤールをみて、ふと思い出すのは、サイレント期の名女優ジャネット・ゲイナーやシルヴィア・シドニーです。
現代のデプレシャンの映画よりも、サイレント映画に出るマリオン・コティヤールをふと夢想してしまいます。












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