4月15日のグレタ・ガルボの没後34周年を記念して、ガルボの作品をご紹介しています。
(1905年9月18日生誕 - 1990年4月15日死没, 84歳)

 

『彩られし女性』(1934) MGM
監督 リチャード・ボレスラウスキー
共演 ハーバート・マーシャル、ジョージ・ブレント
撮影 ウィリアム・H・ダニエルズ

【あらすじ】
美貌の女性カトリンは妹の結婚式で知り合った旧知の医者フェインと結婚する。
伝染病が専門の夫に従って中国に渡った彼女は、外交官のタウンゼンドと知り合い、恋に落ちるのだった。
その後、夫と共にコレラの蔓延する地域に移動するのだが・・・・。

 


最近日本でようやくDVD化されたガルボの絶頂期の作品です。
共演が、個人的にハリウッド黄金期で最もエレガントな男優のハーバート・マーシャル。


当時のMGMは、「ガルボ帝国」と言われていたほど、ガルボの存在は圧倒的でした。
そんなガルボの作品は、予算も潤沢であったことは想像に難くなく、この作品でも中国でのシーンが、セットと思えないほど充実しております。
その一方で、演出はガルボのアップを過剰に活用しており、これではセットの意味がないかも、と思うほどです。


ハーバート・マーシャルがコレラとの戦いの末に、家に戻った時に、もう去ったはずだと思われたガルボが、修道院で他の修道女たちと一緒に、白い看護師の制服を着て働いているのを発見するのですが、そのときに大いに安堵してしまいます。

 

ガルボは、演技が巧みではありませんが、映画における存在は圧倒的です。
こういうのを見てしまうと、他の女優たちとは、映画女優としての格が違うと言わざるを得ません。












撮影は、当然のごとく、 ウィリアム・H・ダニエルズ。
安定した撮影を味わうことができます。
この作品では、後半で髪の毛を覆う衣裳となり、ガルボの魅力が、髪ではなく瞳に集中されます。
あの睫毛の影までも、繊細に映し出す素晴らしい撮影は、90年も後の現代人にとっては、稀有な至宝です。


































ところどころで、イザベル・ユペールを思わせる瞬間があります。
ワンレングス・ボブの髪型や、薄い唇は、ユペールがときに装う姿です。
2018年にユペールは、クロエ・グレース・モレッツと共演し、その名もグレタという役で映画『グレタ』に主演していますが、彼女の志向と何か関係があるのかどうか。





#グレタガルボ
#ガルボ
#エレガンス
#スウェーデン女優
#映画女優
#女優志願
#女優志望
#女優好きな人と繋がりたい 
#クラシック映画
#最も偉大な女優
#クールビューティ
#イザベルユペール

#cinemaclassic 
#classicmovies 
#vintagemovie
#hollywoodlegend
#oldhollywood
#vintagehollywood
#classichollywood
#goldenageofhollywood
#actress
#elegance
#gretagarbo 
#sweden 
#sverige
#coolbeauty