来る9月13日は、ジャクリーン・ビセットの生誕81周年です。それを記念して彼女の作品を紹介しています。
(1944年9月13日生誕)

 

『経験』(1969) Mirisch Pro
監督 ジェームズ・ニールソン
共演 ウェス・スターン
撮影 アーネスト・ラズロ

【あらすじ】
ケニー、マイク、トミーの三人は、〝自転車さえあれば″という年頃を卒業して、こわごわ女の子に興味を持ち始めたティーンエイジャー。
出来れば可愛い女の子と親しくなり、自然のなりゆきで初体験をと考え、三人は一大決心をしてナイアガラ観光地をふらつき、カナダ側へ遠征した。
午後になってもなかなか女の子はひっかからない。
無駄に一日が終わるかと思った時、アンナという美しい女性と出逢う・・・

 

ハリウッドが、ニューアメリカンシネマの嵐にある中、ジャクリーン・ビセットは『ブリット』で注目され、この映画では彼女のために企画が立てられました。

しかしながら、あまり恵まれた環境と言えない映画です。

監督はテレビ映画上がりのジェームズ・ニールソン。
共演男優は映画初主演のウェス・スターン。
製作は『お熱いのがお好き』『ピンクパンサー』などの製作会社ミリッシュ・カンパニー。

画面から、ジャクリーン・ビセットのこわばりが伝わってくるようです。


しかしながら、それでも撮影のアーネスト・ラズロというベテランがしっかりした撮影をしています。

ストーリーが佳境に入り、いよいよ3人の若人のうちの1人が、ジャクリーン・ビセットの眠るホテルの部屋へ入るというシーンで、それまでの風俗的な映画の流れの潮目が変わります。

ジャクリーン・ビセットは、若人たちがコーラを買いに行っている数分の間に、下着以外の服は脱いでシーツにくるまれ、夜もまだ更けていないのに、すっかり寝入ってしまいます。

それは、ジャクリーン・ビセットの抱える恋愛問題からのこじれによる心労からかどうか分からないのですが、そうかと思えるほど、静かに眠っています。
それだけでなく、ホテルの部屋に差し込む青白い光が、ジャクリーン・ビセットをこの上なく美しく照らし出しているのです。

静かに美しく眠るジャクリーン・ビセットに、その若人は怖気づいたのか、手を出すことも声をかけることも出来ず、去っていきます。










何ということもないシーンですが、そこでは、ハリウッドの古典的なセット撮影の匠の技が生かされているように思います。

この映画は、空港やナイアガラの滝やオンタリオの街などを、ロケーション撮影し、「自然」な空間の中での撮影を重視しているように思えますが、いざ、ジャクリーン・ビセットを美しく撮影しようとする瞬間だけは、スタジオでのセット撮影をしています。

その巧みさは、アルドリッチの『ベラクルス』『キッスで殺せ』、ラングの『口紅殺人事件』で知られるハリウッド黄金期を支えたアーネスト・ラズロならではです。
ジャクリーン・ビセットの次の『大空港』も、彼が撮影しているのは、そうした経緯を買われたのかもしれません。






















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