本日12月12日は、エレノア・ボードマンの没後32周年にあたります。
(1898年8月19日生誕 – 1991年12月12日死没)

それを記念して、エレノア・ボードマンの作品を取り上げます。


エレノア・ボードマン(Eleanor Boardman)
フィラデルフィア生まれ
ゴールドウィン映画のオーディションを経て、ハリウッドで活躍。
1926年から1931年までキング・ヴィダーと結婚していた。

 

『群衆』(1928) MGM
製作・監督・脚本 キング・ヴィダー
共演 ジェームズ・マーレイ
撮影 ヘンリー・シャープ

【あらすじ】
希望を胸にニューヨークへとやって来た青年ジョニーは、保険会社に就職しやがて結婚する。
出世して群衆から抜け出すことを夢見る彼だったが、現実は上手くいかず出世はどんどん遠のくばかり。
人づきあいが苦手な彼は妻の家族とも良好な関係を築けずにいた。
そんなある日、事件が起こり...

 


エレノア・ボードマンについては、淀川長治は「山の手の貴婦人、悲哀の女」と形容しています。

じっさい、この映画で観られるエレノア・ボードマンは、ニューヨークにやってきた青年の新妻であり、リリアン・ギッシュにも似た無垢でナイーブな佇まいです。
リリアン・ギッシュと異なるのは、上品な美しさです。

そのやや面長な顔と、美しいブロンドは、後のイングリッド・バーグマン、カトリーヌ・ドヌーヴという正統派美人の源流に位置するように思います。

また、彼女が所属したMGMは、「女優王国」として数多くの女優たちを輩出しました:
ノーマ・シアラー、グレタ・ガルボ、ジョーン・クロフォード、ロザリンド・ラッセル、グリア・ガースン、ジューン・アリスン、エヴァ・ガードナー、ラナ・ターナー、ジュディ・ガーランド、ジャネット・リー、エリザベス・テイラー、加えてデボラ・カー。

20世紀フォックスやワーナーやユナイテッドの女優たちと比して、気品のある大人の女を体現した女優たちが多いです。

そんなMGMのエレガンスの源流として、エレノア・ボードマンがいるのです。























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