12月14日はマーナ・ロイの没後30周年でした。
(1905年8月2日生誕 - 1993年12月14日死没)
それを記念して、彼女の作品を紹介いたします。

 

『独身者と女学生』(1947)
監督 アーヴィング・ライス
共演 ケーリー・グラント、シャーリー・テンプル
撮影 ロバート・デ・グラス
製作 ドア・シャリー (Vanguard Films)

【あらすじ】
マーガレット・ターナーは判事の仕事が忙しいので、今だに独身で、おまけにハイスクール学生の妹スーザンを母親がわりに世話をやかなければならない。
今日もナイトクラブで一騒動して検挙された画家ディック・ニージェントに、善良な市民としての心得を申し渡して、ホッとついたところである。
ディックはハイスクールへ絵画の講義にでかけた。
その講義に出席したスーザンは美男の画家の先生に魂を奪われた。講義だけでは物足りなくなって、学生新聞のインタヴューの名目でスーザンはディックのアパートへ押しかけた。

 

『我等の生涯の最良の年』(1946)で、マーナ・ロイが圧倒的な人気を獲得した後の作品となります。
前回は「完璧な妻」でしたが、今回は判事の役となります。
ハリウッドでこうした役を女性がやるのは、極めて稀です。
(この作品の2年後に、キャサリン・ヘップバーンが『アダム氏とマダム』(1949)で弁護士の役を演じますが)

イメージチェンジした後の人気絶頂期のマーナ・ロイの美しさが強く印象に残ります。

 

とりわけ、ディナーシーンでの美しいデコルテと背中を観ることができます。






共演のケーリー・グラントはさておき、もう1人はかのシャーリー・テンプル。
19歳ともなり、子役スターではなく、成人の女優として、1944年にセルズニックと契約を結んだ以降の数少ないヒット作の1つです。




製作が、1950年代ハリウッドの重要人物ドア・シャリー。
セルズニックの会社Vanguard Filmsで、当時製作部門の長を務めていました。

しかしながら、まだ時代は1940年代で、スタジオシステムが崩壊していない時代の牧歌的なコメディを味わうことができます。


それにしても、ケーリー・グラントのラブコメディは本当に上品です。

 

この映画は、運動会のシーンがありそれはご愛敬だとしても、マーナ・ロイとのディナーで、シックな衣裳で身を包んだ二人が踊るシーンは華麗という他ありません。
他にも、ケーリー・グラントがマーナ・ロイをレストランでエスコートするシーンなども、ベストカップルという感じで見応えがある。


















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