来る6月27日は、イザベル・アジャーニの生誕69周年です。
(1955年6月27日生まれ)
それを記念して、イザベル・アジャーニの代表作をご紹介します。

 

『王妃マルゴ』(1994)
監督 パトリス・シェロー
共演 ダニエル・オートゥイユ、ジャン=ユーグ・アングラード
撮影 フィリップ・ルースロ

【あらすじ】
16世紀末、野望渦巻くフランス宮廷。
国王を擁する旧教徒のヴァロワ家と、新教徒のブルボン家との間で内乱が勃発した。
事態を鎮静化するため、ヴァロワ家の母后は実娘マルゴの美貌を利用し、新教徒の指導者アンリとの政略結婚を画策するが、初夜を頑なに拒んだマルゴは宮殿を抜け出し深夜の町へ。
そこで運命の男ラ・モールと出会う…

 


イザベル・アジャーニは、セザール賞の最優秀主演女優賞を5回獲得しており、最多の記録を持ちます。

この『王妃マルゴ』は、4度目のセザール賞最優秀主演女優賞を受賞した作品となります。


イザベル・アジャーニが、39歳のときの作品です。
この頃のフランス映画は、新古典主義とでも言うべき、古典劇への回帰が見られます。
『愛と宿命の泉』(1986)、『シラノ・ド・ベルジュラック』(1990)のような古典劇が撮影されるようになりました。
世界的にも『ラスト・エンペラー』(1987)などもそうした潮流の一つでした。


監督は、バイロイト音楽祭でのブーレーズによる『ニーベルンゲンの指環』の演出で知られる演劇界の誇るパトリス・シェローです。
その演出は、血みどろの流血や直接的な性描写で、いささか鈍重さを感じさせますが、アジャーニの、その白い肌と黒い髪と情熱的な演技はそうした古典劇にあって、圧倒的な強さを見せています。
















この時代、ドヌーヴとイザベル・アジャーニの2人の女優が、衰退期にあるフランス映画を必死に蘇生しているかのような印象を与える作品です。


※ドヌーヴは『ハンガー』(1983)で吸血鬼映画のリバイバル作品に主演します。

 

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