本日9月10日は、ピア・アンジェリの没後53周年です。
(1932年6月19日生誕 - 1971年9月10日死没)
それを記念して、ピア・アンジェリの代表作を取り上げます。
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ピア・アンジェリ Pier Angeli
- イタリア/サルディニア島カリアリ生まれ
- 16歳のときにイタリア映画でデビュー。
- 1950年『明日では遅すぎる』でスターに。
- その後MGMと契約し、1956年『傷だらけの栄光』で世界的スターへ。
- それ以降はイタリアを中心にヨーロッパ映画に出演。
- カーク・ダグラスと1950年代前半に婚約していた。その後、『エデンの東』を撮影中のディーンと恋に落ちるも短期間で別れた。
- 作曲家アルマンド・トロヴァヨーリと結婚。
- 睡眠薬の過剰服用により急逝。
『傷だらけの栄光』(1956)
監督 ロバート・ワイズ
共演 ポール・ニューマン
撮影 ジョセフ・ルッテンバーグ
【あらすじ】
ニューヨーク、イーストサイドにイタリア系移民の息子として生まれたロッキー。
盗み、ケンカ、少年院からの脱走を重ね、軍隊に入隊するが上官を殴って脱走してしまう。
逃亡中の資金稼ぎに始めたボクシングで連勝を重ねるが、軍法会議により1年間の重労働を課せられることになる。
そこでボクシングのトレーニングを積み、出所後はプロボクサーとしてキャリアを重ねていく。
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ピア・アンジェリは、その端正な顔の輪郭で私たちを惹きつけます。
ポール・ニューマンのボクシングをラジオで、心配そうに聞き入る様子。
また、その涼し気で、力のある視線。
結婚に踏み切れないポール・ニューマンに対して「愛していないと言ってよ」と、強く言い放つときの瞳。
王者決定戦への意志を固めたポール・ニューマンに対して、視線の動きだけで、妊娠について伝える瞳の動き。
そして、何よりも、そのイタリア的な楽天性。
それが、ポール・ニューマンや、ジェイムス・ディーンなどの、メソッド演技の男優たちとの相性が良かったかもしれません。
内面へ沈み込み、視線が下がり、言葉が少なくなる彼らによって、映画の動きが止まってしまわないようにするのが、ピア・アンジェリや、同い年で同じMGMの女優エリザベス・テイラーのような力強い女性たちだったのかもしれません。
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