6月19日は、ピア・アンジェリの生誕92周年でした。
(1932年6月19日生誕 - 1971年9月10日死没)

それを記念して、ピア・アンジェリの代表作を取り上げます。


ピア・アンジェリ Pier Angeli

  • イタリア/サルディニア島カリアリ生まれ
  • 16歳のときにイタリア映画でデビュー。
  • 1950年『明日では遅すぎる』でスターに。
  • その後MGMと契約し、1956年『傷だらけの栄光』で世界的スターへ。
  • それ以降はイタリアを中心にヨーロッパ映画に出演。
  • カーク・ダグラスと1950年代前半に婚約していた。その後、『エデンの東』を撮影中のディーンと恋に落ちるも短期間で別れた。
  • 作曲家アルマンド・トロヴァヨーリと結婚。
  • 睡眠薬の過剰服用により急逝。

 

『傷だらけの栄光』(1956)

監督 ロバート・ワイズ

共演 ポール・ニューマン

撮影 ジョセフ・ルッテンバーグ

 

【あらすじ】

ニューヨーク、イーストサイドにイタリア系移民の息子として生まれたロッキー。

盗み、ケンカ、少年院からの脱走を重ね、軍隊に入隊するが上官を殴って脱走してしまう。

逃亡中の資金稼ぎに始めたボクシングで連勝を重ねるが、軍法会議により1年間の重労働を課せられることになる。

そこでボクシングのトレーニングを積み、出所後はプロボクサーとしてキャリアを重ねていく。

 


ピア・アンジェリは、その端正な顔の輪郭で私たちを惹きつけます。
ポール・ニューマンのボクシングをラジオで、心配そうに聞き入る様子。






また、その涼し気で、力のある視線。
結婚に踏み切れないポール・ニューマンに対して「愛していないと言ってよ」と、強く言い放つときの瞳。
王者決定戦への意志を固めたポール・ニューマンに対して、視線の動きだけで、妊娠について伝える瞳の動き。














そして、何よりも、そのイタリア的な楽天性。





それが、ポール・ニューマンや、ジェイムス・ディーンなどの、メソッド演技の男優たちとの相性が良かったかもしれません。
内面へ沈み込み、視線が下がり、言葉が少なくなる彼らによって、映画の動きが止まってしまわないようにするのが、ピア・アンジェリや、同い年で同じMGMの女優エリザベス・テイラーのような力強い女性たちだったのかもしれません。

#女優好きな人と繋がりたい 
#女優好きさんと繋がりたい
#ハリウッド映画
#映画女優
#女優志願
#女優志望
#エレガンス
#豊饒

#イタリア女優
#ピアアンジェリ

#actress
#actrice
#elegance
#élégance
#PierAngeli