5月12日は、キャサリン・ヘプバーンの生誕116周年でした。
(1907年5月12日 - 2003年6月29日)
それを記念して、彼女の作品を紹介しています。

 

『乙女よ嘆くな』(1935)
監督 ジョージ・スティーヴンス
撮影 ロバート・デ・グラス
共演 フレッド・ストーン、フレッド・マクマレイ

【あらすじ】
社会的地位の低いアリス・アダムズが、裕福で上流階級の人々との交流を通じて成長し、自分の価値を見つける様子を描く。
アリスは、地元のダンスパーティで裕福なアーサー・ラッセルと恋に落ち、彼との関係を通じて自分自身や家族の地位に対する不安や劣等感に直面する。
アリスは周囲に気に入られようと努力し、自分と家族の背景を隠そうとするが、次第に彼女の偽りが露呈していく…

 

こうした作品を観ると、本当に黄金期のハリウッド映画は素晴らしいと実感します。

時代が時代ということもあり、貧困や格差に苦しむ女が主人公となっています。

それを演じるキャサリンは、雨の夜パーティから帰り、窓際で美しい涙を流します。
家の外から、雨降る窓越しに映し出されるキャサリンの美しさ。






キャサリン・ヘップバーンは、乾いた笑いに特徴があります。
白い美しい歯が見えるキャサリンの軽やかな笑いにより、シリアスなテーマが和らげられるのです。





また、長身のキャサリンは、たびたび膝を上げて座ります。
後年はそれがパンツルックによって、更に可能になるのですが、この映画では、コテージにある長椅子状のブランコにキャサリンは膝をあげて座ります。(おそらく3回も)
それは、映画のフレームの中にしっかりと存在を残すことに加えて、先に挙げた軽やかさを実現させるためのようにも思います。







キャサリン・ヘップバーンは、その意味で真に映画的な存在なのです。


『勝利の朝』に続いて、助演男優役が充実しています。
父親役のフレッド・ストーン、母親役のアン・シューメイカー、父親の雇用主の    チャールズ・グレープウィン、いずれも好演しています。
ハリウッド黄金期は、こうしたバイプレーヤーたちが豊富だったこともあり、いまも安心して観ることが出来ます。





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