5月10日は、フランスの女優エマニュエル・ドゥヴォスの59歳の誕生日です。

エマニュエル・ドゥヴォス Emmanuelle Devos

・1964年5月10日 パリ近郊ピュトーに生まれる。
・母が出演したジャンヌ・モロー『リュミエール』の撮影現場を見て、女優への決心を固める。
・その後、同作の出演者フランシス・ユステールの教えるフロラン演劇コースで演技を学ぶ。
・1984年 アヴィニョン演劇祭オフ上演で初舞台。
・1985年 ルノー=バロー座(現ロン=ポワン劇場)でデビュー。
・1986年 ユステールの映画"On a volé Charlie Spencer"映画初出演。
・2002年 『リード・マイ・リップス』でセザール賞主演女優賞を受賞。


エマニュエル・ドゥヴォスがセザール賞を受賞した作品はこちらとなります。

 

『リード・マイ・リップス』(2001)
監督 ジャック・オーディアール
共演 ヴァンサン・カッセル
撮影 マチュー・ヴァドピエ

【あらすじ】
土地開発会社で働く35歳の独身女性カルラ。
難聴の彼女は、書類整理や電話交換などの業務に就き、毎日せわしなく働いていたが、社内でもプライベートでも常に孤独感を味わっている。
そんな彼女はある日、ストレスが募り卒倒してしまう。
これを機にアシスタントを雇うよう命じられたカルラは、年下の男性を募集した。
用されたのは、刑務所帰りで保護観察中のポール…


この作品がセザール賞にノミネートされた2002年は、かの『アメリ』もノミネートされていた回でした。
セザール賞の最優秀主演女優賞には、『アメリ』のオドレイ・トトゥが最有力候補だったにもかかわらず、エマニュエル・ドゥヴォスがセザール賞を獲得したのです。
同年齢のジュリエット・ビノシュに大きく水をあけられていたエマニュエル・ドゥヴォスが、遂に認められたわけです。


エマニュエル・ドゥヴォスは、決して美形の女優ではありません。
経歴から分かるように、極めて正統派の舞台女優です。
彼女が映画を志したのがジャンヌ・モローだったことからも分かるように、ジャンヌ・モローのような舞台も出来るが、映画も出来る女優なのです。

じっさいにこの映画では、耳の不自由で、地味なワーキングウーマンとして、エマニュエル・ドゥヴォスは登場するのです。


残念ながら、手持ちキャメラによる撮影のため、なかなか彼女の顔を的確な照明のもとで観ることは出来ません。
とはいえ、あるいは、だからこそ、オドレイ・トトゥを凌駕する、女優の力が際立つのです。



















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