本日は、シャーリー・マクレーンの90歳の誕生日です。(1934年4月24日生まれ)
それを記念して、彼女の作品を紹介します。


シャーリー・マクレーン Shirley MacLaine

  • ヴァージニア州リッチモンド生まれ
  • ワシントン・シンフォニーの指揮者だった音楽家の父と、元女優の母の間に生まれる。
  • 弟は俳優ウォーレン・ベイティ。
  • 3歳の頃からバレエを習う。
  • 16歳の時に、ブロードウェイデビュー。
  • 1955年『ハリーの災難』で映画デビュー。
  • 1958年『走り来る人々』でアカデミー主演女優賞にノミネートされたのを最初に、1960年『アパートの鍵貸します』、1963年『あなただけ今晩は』でもノミネート。
  • 一時、契約問題などで映画から離れる。
  • 1983年『愛と追憶の日々』でアカデミー主演女優賞を受賞する。
  • リベラリストとしても有名。

『ハリーの災難』(1955)
監督 アルフレッド・ヒッチコック
共演 エドマンド・グウェン、ジョン・フォーサイス
撮影 ロバート・バークス  ※テクニカラー
衣裳 イーディス・ヘッド

【あらすじ】
ハリーという男の死体が発見された。
妻は自分が殴ったために死んだと思い、死体を隠そうとする。
だが、彼を殺したと主張する人物は他にも存在していた。
彼らは誰が真犯人が知らぬまま、ハリーの死体を担いで犯罪を隠蔽しようとするが……

 


シャーリー・マクレーンは、1934年生まれで、BB、ソフィア・ローレンと同い年で、みなそろって存命です。
アメリカの女優で同じ世代の女優は、リズ(1932年生まれ)、キム・ノヴァク(1933年生まれ)。
いずれも、マリリン(1926年生まれ)とオードリー(1929年生まれ)から始まった、遅れてきたスターの系譜に属します。

よって、ハリウッド崩壊期にデビューしたために、黄金時代の華麗で洗練された上質の作品ではなく、どこかに欠点をもったような、しかし、その崩れた美学に魅力があるような作品に出演します。

この『ハリーの災難』もヒッチコックの中心的な作品というより、実験的な作品であり、くすりと笑わせるコメディではあるのですが、小粒な印象を与えます。


シャーリー・マクレーンは、言うまでもなく、ジーン・セバーグ(1938年生まれ)とともに、ショートカットを導入した女優です。
それが、ミア・ファロー(1945年生まれ)に引き継がれることになります。

ジーン・セバーグは、ベリーショートと、その美しい卵型の顔立ちとで、セシルカットという名前で衝撃を与えたのと異なり、シャーリー・マクレーンは、丸い顔と、笑うと目が細くなる可愛らしい笑顔で、人気を博しました。

その意味で、このヒッチコックの小作品は、後の『アパートの鍵貸します』『あなただけ今晩は』のような、やや野暮ったくて。けれん味たっぷりのコメディより、シャーリー・マクレーンのデビューを飾るにふさわしい素晴らしい作品だと言えましょう。
















#映画好きな人と繋がりたい
#洋画好きな人と繋がりたい
#女優好きな人と繋がりたい 
#女優さん好きな人と繋がりたい
#女優好きさんと繋がりたい
#エレガンス
#女優志願
#女優志望
#クラシック映画
#最も偉大な女優
#ハリウッド女優
#シャーリーマクレーン

#vintagemovie 
#cinemaclassic 
#classicmovies 
#vintagemovie
#classichollywood
#golgenageofhollywood
#hollywoodlegend
#oldhollywood
#vintagehollywood
#actress
#elegance
#shirleymclaine

#ヒッチコック
#ハリーの災難