来る11月14日は、ルイーズ・ブルックスの生誕118周年です。
(1906年11月14日 - 1985年8月8日)
それを記念して、彼女の作品を紹介します。
以下は、過去の投稿の再掲です:
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2023年4月8日~21日にシネマヴェーラ渋谷でルイーズ・ブルックスの特集が組まれています。
そこで上映されている作品について取り上げます。
『人生の乞食』(1928)
監督 ウィリアム・A・ウェルマン
撮影 ゼップ・アルガイアー他
共演 ウォーレス・ビアリー
虐待され養父を殺してしまった娘の逃避行を描いたロード・ムーヴィー
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ルイーズ・ブルックスの男装に、軽い衝撃があります。
ハンチング帽をかぶって、ルイーズのショートボブの黒髪を隠しても、ルイーズの美しさは変わりません。
元々が両性具有的なのかもしれません。
※なお、ラストシーン近くで、女装に戻ると、ロリータ風になるギャップも驚きがあります。
ここでの男装は、ガルボ、ディートリッヒ、そしてキャサリン・ヘップバーンへ影響を与えたことは想像に難くありません。
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ところで、この作品は、素晴らしい感動を与えてくれる映画となっています。
ホーボーのウォーレス・ビアリーの浪花節 --- 自分が犠牲となり、ルイーズ・ブルックスの逃避行を助けること --- が、実に慎ましい演出がされています。
なんというエレガンス。
そのときに、男優のウォーレス・ビアリーへ感情移入するのではなく、監督のウィリアム・ウェルマンへ感情移入してしまいます。
本当に黄金期のハリウッド映画は素晴らしいです。
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ところで、ここでのルイーズ・ブルックスの黒髪は、フランスの女優達を思い出させます。
『女と男のいる舗道』のアンナ・カリーナは、正にルイーズ・ブルックス以外の何ものでもありません。
さらに、『汚れた血』『存在の耐えがたい軽さ』『ダメージ』のジュリエット・ビノシュにも、ルイーズ・ブルックスの残響を感じ取れる気がします。
特に『ダメージ』で強調されるジェリエット・ビノシュの顔の輪郭の美しさは、パブストの撮ったルイーズ・ブルックスにしか思えないほどです。
(この稿未了)
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