本日3月13日のジャクリーヌ・ササールの生誕84周年を記念して、彼女の作品を紹介いたします。
(1940年3月13日生誕 - 2021年7月17日死没)



こちらの作品は、ジャクリーヌ・ササールのデビュー作です。

 

『芽ばえ』(1957)
監督 アルベルト・ラットゥアーダ
撮影 オテッロ・マルテッリ
共演 シルヴァ・コシナ

【あらすじ】
イタリアの西北海岸の避暑地ヴィアレッジョ。
16歳の誕生日も近い美しい少女グエンダリーナは、裕福な両親と共にこの町の高級別荘に来ていた。
陽気なブルジョア仲間たちとサイクリングや水泳に、楽しい時を過ごす彼女は女王様のような存在だった。
そんなある日、彼女はこの町の中流家庭の高校生オーベルダンを知った。
上流家庭の娘の常として、グエンダリーナはオーベルダンに対し我儘好き勝手にふるまっていたが、常に彼女を優しくいたわるオーベルダン。
2人の間にいつしか恋が芽ばえ、心を寄せ合ってゆくが・・・。

 


弱冠17歳のジャクリーヌの魅力がたっぷりと味わえる素晴らしく悲劇的な青春映画です。
終幕近くでは、その美しい長い髪を優雅に胸元に広げており、1人の女優の誕生を見る思いがします。



このようなアイドル的な女優の悲劇的なデビュー作として、松田聖子の『野菊の墓』(1981)が思い出されます。
監督は、かの澤井信一郎です。
松田聖子がもっと洗練されていれば...と惜しまれるほど、素晴らしい作品でした。


さて、この作品でジャクリーヌ・ササールは、そのブルネットの長い髪、肉感的な肢体を、画面いっぱいに広げています。
映画黄金期の淑女たちが、あまり見せることのなかった足を、ジャクリーヌは披露しています。

 

それは海辺での水着姿だけでなく、室内でも展開されます。
風邪をひいたジャクリーヌは、サブリナパンツのような黒いタイツを上下ともまとっているのですが、ボーイフレンドの訪問により、ベッドから起きて、タイツ姿で踊るのです。
あるいは、両親と出かけられる喜びから、くるりと回るとき、フレアスカートが広がります。

走ったり、体を横たえたり、笑ったり、泣いたり... そんな若い女性の等身大の姿があり、ヌーヴェル・ヴァーグ的というほどではありませんが、ロケーション撮影による空気の生々しさもある映画です。








この手堅い娯楽作品を撮り上げたのは、アルベルト・
ラットゥアーダ
『アンナ』ではシルヴァーナ・マンガーノを、『17歳よさようなら』ではカトリーヌ・スパークを、『今のままでいて』ではナスターシャ・キンスキーを、それぞれ世界的なスターに仕立てあげた功績がある監督です。













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