来る7月17日のジャクリーヌ・ササールの没後3周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。
(1940年3月13日生誕 - 2021年7月17日死没)



こちらの作品は、デビュー10年後の引退直前の作品です。

 

『できごと』(1967)
監督 ジョゼフ・ロージー
撮影 ジェリー・フィッシャー
共演 ダーク・ボガード、スタンリー・ベイカー、デルフィーヌ・セイリグ

 

【あらすじ】
オックスフォード大学の哲学教授スティーブンは、オーストリアからの留学生アンナが、恋人がありながら、彼の同僚でテレビ評論などして名を売る教授チャーリーと交際しているのを知って驚く。
彼女に対し妄執を覚えたスティーブンは、恋人の事故死で沈んでいる彼女に取り入って情交を結ぶが、家族や体面が気になってそれ以上関係を発展させることもなく、彼女も冷めて母国に去って、彼はまた元の平凡な日常に戻っていく……。

 


27歳のジャクリーヌ・ササールは、この作品では、オーストリアからのロンドンへの留学生を演じています。
オードリーも28歳で音楽大学学生を演じていましたので、役としてギリギリ可能な年齢なのかもしれません。
じっさい、ジャクリーヌは、この作品の次の『女鹿』(1968)で28歳の若さで引退します。
この先は、学生でなく大人の女性を演じないとならず、そこに限界を感じたのかもしれません。


この作品でのジャクリーヌは、いかにも女学生らしい、白いブラウスに黒いネクタイをしたり、明るい色のワンピースを着たりしています。
その大きな瞳が、強く印象に残ります。

その一方で、ダーク・ボガートと、スタンリー・ベイカーの2人の教授と、1人の学友から誘惑され、その間を軽やかに逃げ回り、男たちは翻弄されます。

遅れてきたロリータと言えましょう。
もうイタリア青春映画のヒロインでないジャクリーヌを観ることが出来ます。


それにしても、ジョセフ・ロージーの映画は素晴らしいものばかりです。
誰も指摘することですが、空間の作り方が完璧です。
※ただ、この作品では、珍しく美術はリチャード・マクドナルドではありません。















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